このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000203524
提供館
(Library)
相模原市立相模大野図書館 (2210033)管理番号
(Control number)
相大-H28-039
事例作成日
(Creation date)
2016年11月05日登録日時
(Registration date)
2016年12月18日 13時12分更新日時
(Last update)
2018年08月16日 14時16分
質問
(Question)
除夜の鐘で108回鐘を突くが、108の根拠が知りたい。
回答
(Answer)
108は人間すべての煩悩(ぼんのう)を数え上げた数で「百八煩悩」という。108の数え方(根拠)については諸説あり、下記の資料から4種類の説を提供した。

『岩波仏教辞典 第二版』
『新版 仏教哲学大辞典』
『総合佛教大辞典 下す~わ』
『名数数詞辞典』
回答プロセス
(Answering process)
参考資料の仏教関連の棚を探す。
①『岩波仏教辞典 第二版』 岩波書店 2002 【s28742054 R180.3】
  p559「除夜の鐘」の項あり。
     「百八煩悩を除去し清浄な新春を迎えるため」に突くとあり。「ただし煩悩の数え方は多様である。」ともあり。
  p848「百八煩悩」の項あり。
     「人間のすべての煩悩を数え上げたもの。(中略)〈百八〉の具体的内容については諸説あるが、一般には見道(けんどう)および修道にて断つべき98の煩悩に随煩悩の中の十纏(じゅってん)を加えたものをさす。」「中国では中国思想の節気と結び付けた説明もなされた。」との記述あり。
「百八の鐘(除夜の鐘)をつき、百八の数珠を用いるのはこの百八煩悩を断ずるため」との記述あり。

②『新版 仏教哲学大辞典』 聖教新聞社 1986 【s08036444 R181】
  p1464「百八煩悩」の項あり。
      種々の説ありとし、3種類の説が記述されている。(1説は①に同じ)

③『総合佛教大辞典 下す~わ』 総合佛教大辞典編集委員会/編 法蔵館 1987 【s06761092 R181.3】
  p1193「百八煩悩」の項あり。
      数え方には異説がありとし、3種類の説が記述されている。(1説は①に同じ)

④『名数数詞辞典』 森睦彦/著 東京堂出版 1980 【s06760029 R049】
  p491「百八の鐘」の項あり。
     「百八の煩悩を洗い清め新年を迎えるというが、異説では十二カ月・二十四節気・七十二候に応ずる」との記述あり。
  p491「百八煩悩」の項あり。
      数え方は諸説ありとし、3種の数え方の記述あり。(1説は①に同じ)

*上記の3種類の説はほぼ同じ内容である。
 以上から、「108」の数え方(根拠)として諸説あるが、主なものに3種類の説と中国思想の節気と結びつけた説のあわせて4種類あることがわかった。


注:【 】は自館の資料コードと請求記号
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
仏教  (180 9版)
仏教教理.仏教哲学  (181 9版)
参考資料
(Reference materials)
『岩波仏教辞典 第二版』 岩波書店 2002
『新版 仏教哲学大辞典』 聖教新聞社 1986
『総合佛教大辞典 下す~わ』 総合佛教大辞典編集委員会/編 法蔵館 1987
『名数数詞辞典』 森睦彦/著 東京堂出版 1980
キーワード
(Keywords)
除夜の鐘
108
百八煩悩
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000203524解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!