レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年09月15日
- 登録日時
- 2018/07/20 18:25
- 更新日時
- 2018/09/21 14:00
- 管理番号
- 埼熊-2018-023
- 質問
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解決
神楽殿の巫女になる方法を知りたい。また何歳くらいまで巫女でいられるのか。未婚女性のみか、既婚者もいるのか知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『平成の巫女 「まごころ」をつぐ娘たち』(佐野裕著 原書房 2003)
p56-63「第四章 巫女になる方法を教えよう(中略)巫女として採用される条件は、各神社によって基準が違う。ただし、どの神社も、唯一にして絶対なのが「未婚の若い女性」と言う点。(中略)ちなみにどの神社もある程度の定年が設定されているらしい。では、実際にどうすれば巫女になれるのか。その方法は、大雑把に分類すれば、以下の四パターンに分けられる。1、公募 2、関係者による紹介 3、バイト巫女からの本採用 4、直接的アプローチ(後略)」とあり。
『神道いろは 神社とまつりの基礎知識』(神社本庁教学研究所監修 神社新報社 2004)
p240-241「神職の階位のような資格は特に必要ありません。神前での作法や巫女舞、神道や神社に関する知識全般については、それぞれ奉務先の神社において教育しています。しかし、神職を補助して神明奉仕をおこなうためのしっかりとした心構えが必要になり、勿論、心身共に清浄であり、未婚であるということは基本的な条件です。」とあり。
- 回答プロセス
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1 参考図書を〈神楽殿〉で検索する。
『神道事典』(国学院大学日本文化研究所編 弘文堂 1994)
p177「神楽殿」
「神楽を奉納する建物。舞殿ともいう。常設の神楽殿は平安末期にはみられ、鎌倉時代より普及し、建築物の一部を利用したもの、独立専用の建造物の他に、拝殿を兼ねる場合もある。」
2 自館目録を〈巫女〉で検索する。
『平成の巫女 「まごころ」をつぐ娘たち』(回答資料)
3 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈巫女になるには〉で検索する。
「神社の巫女さんになるには」(http://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/otheriroha/jinjyanomikosan/ 神社本庁)
「『神道いろは』240頁参照)」として、巫女になるための条件についての記述あり。
4 自館目録を〈神道いろは〉で検索する。
『神道いろは 神社とまつりの基礎知識』(神社本庁教学研究所監修 神社新報社 2004)
p240-241に上記ウェブサイトと同様の内容の記述あり。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2017年9月15日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神道 (170 9版)
- 参考資料
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- 『平成の巫女 「まごころ」をつぐ娘たち』(佐野裕著 原書房 2003) , ISBN 4562037199
- 『神道いろは 神社とまつりの基礎知識』(神社本庁教学研究所監修 神社新報社 2004) , ISBN 4915265994
- キーワード
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- 巫女
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000238767