このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000216491
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2017-005
事例作成日
(Creation date)
2015年10月9日登録日時
(Registration date)
2017年05月24日 11時02分更新日時
(Last update)
2017年07月28日 17時42分
質問
(Question)
新戒村の荒木勘助、同平左衛門、同常右衛門、同久兵衛、熊谷宿の布施田忠右衛門の職業を知りたい。文化14年に讃岐の金毘羅に灯籠を寄進しており、そこに刻まれている名前である。
回答
(Answer)
荒木勘助、荒木平左衛門、荒木常右衛門、荒木久兵衛については、以下の資料に記述があった。
『群馬県史 資料編 14 近世』(群馬県史編さん委員会編 群馬県 1986)
 p474下段「元治二年正月 上武両国蚕種屋議定録」に、「武州榛沢郡新戒村 荒木平左衛門、常右衛門」の名前あり。
 p477上段「武州中新戒村 荒木勘助」の名あり。出典は上記と同じ。
 p539上段「260 天保六年七月 佐位郡島村商人藍玉質入証文」に、「新戒村 荒木平左衛門」「新戒村 久兵衛」の名前あり。
《慶應義塾大学 所蔵古文書検索システム》( http://kmj.flet.keio.ac.jp/mjg.php?mode=mjg&mkey=1&gcode=MS0530  慶應義塾大学)「武蔵国榛沢郡新戒村文書(荒木家)」や《埼玉県立文書館収蔵資料検索システム 横断検索》( http://www.monjo.spec.ed.jp/index.php?page_id=52  埼玉県立文書館)の情報によると、酒造業や金融業にも関係していたことがうかがわれる。

布施田忠右衛門については、以下の資料に記述があった。
『熊谷市史 後篇』(熊谷市史編纂委員会編 熊谷市 1964)
 p25「寛政12年11月書上」に、「町年寄問屋名主 勘右衛門(布施田)、忠右衛門」とあり。
回答プロセス
(Answering process)
1 質問者事前調査資料を確認する。
 『金比羅庶民信仰資料集 第3巻』(金刀比羅宮社務所 1984)
 p79に「永代常夜燈 文化十四年丁丑二月吉日」とあり。「新戒 荒木」が大きく彫られている。

2 《Google》( http://www.google.co.jp/  Google)を〈新戒村〉で検索する。
《慶應義塾大学 所蔵古文書検索システム》「武蔵国榛沢郡新戒村文書(荒木家)」(回答資料)
 年代欄に「寛延2年~大正4年 1748年 ~ 1915年」と、内容欄に「荒木常右衛門家文書。幕府領と複数の旗本の相給になっていた。新戒村は上・中・下に分かれているが、荒木家はそのうち中新戒村であったようである。」と関係地名欄に「埼玉県深谷市新戒」とあり。
 所蔵している文書の一覧の古文書情報の中に、荒木勘助、荒木平左衛門、荒木常右衛門の名前があるものが多数あり、田畑、貸金、酒造に関する資料が多い。

3 《埼玉県立文書館収蔵資料検索システム 横断検索》を〈荒木勘助〉で検索する。
 「車折大明神御神石返リ名帳」「[車折御札2枚不足ニ而渡被下度ニ付書状] 」の2件がヒットする。
〈荒木平左衛門〉で検索する。
「[印鑑](荒木平左衛門外1名)」分類に「商業・金融」とあり。
「荒木平左衛門殿江貸金証書写(~弘化3年)」分類に「商工業・金融」「金銭貸借」とあり。
〈荒木久兵衛〉で検索する。
 2件ヒットするが、新戒村の荒木久兵衛ではない。

4 《Google ブックス》( http://books.google.co.jp/  Google)を〈荒木 & 新戒〉で検索する。
『群馬県史 資料編 14 近世』(回答資料)
〈熊谷宿 & 布施田〉で検索する。
『熊谷市史 後篇』(回答資料)

5 埼玉人物文献索引データベースを〈荒木〉〈布施田〉で検索する。
「荒木 翠軒(あらき すいけん) 出生地:新戒村(深谷市) 熊谷郷土会誌1号、埼玉史談(旧版)7巻3号、埼玉県史7巻、埼玉県人物誌、埼玉県人物誌下巻」とあり。
「布施田 長映(ふせだ ながあき) 戦国時代成田氏の旧臣 熊谷郷土会誌第2号 人物誌」とあり。

6 5の出典資料を確認する。
『熊谷郷土会誌』(熊谷郷土会編 国書刊行会 1984)
 第1号 p55 「荒木翠軒 此人は大里郡新戒の人で、詩文にも長じて居たが、養蚕や、藍〔靑+定〕の事を研究して著述している。明治廿年八月廿七日歿す。年七十六。」とあり。
 第2号 p87 「一三、布施田氏(中略)文禄四年熊谷ニ来リ世々名主本陣ヲ勤メタリ。」とあり。
『埼玉県人物誌 下巻』(埼玉県立文化会館編 埼玉県立文化会館 1965)
 p214-216「荒木翠軒」あり。「荒木翠軒は諱を孝繁、字を仲衍、平左衛門と称し、後に翠軒と改めた。」とあり。
 新戒村出身で、文化9年生まれ。「知章の第二子」とあり。

7 深谷市関連の資料を確認する。
『深谷市史 全』(深谷市史編纂会編 深谷市 1969)
 p604「新戒村百姓代荒木翠軒」との記述あり。

8 人名辞典で探す。
『埼玉苗字辞典 第1巻(ア~オ)』(茂木和平著 茂木和平 2004)
  p466下段「36 榛沢郡新戒村」の項に、荒木平左衛門の名があり。「号翠軒、文化九年生、明治二十年没」、「明治十一年副戸長荒木翠軒」とあり。
『埼玉苗字辞典 第4巻(ハ~ワ)』(茂木和平著 茂木和平 2008)
 p6808「4 熊谷宿」下段に、布施田忠右衛門(天明年間)の名はあるが、職業はわからず。

ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2015年10月7日。
事前調査事項
(Preliminary research)
『金比羅庶民信仰資料集 第3巻』(金刀比羅宮社務所 1984)
NDC
日本  (281 9版)
貴重書.郷土資料.その他特別コレクション  (090 9版)
参考資料
(Reference materials)
『群馬県史 資料編 14 近世』(群馬県史編さん委員会編 群馬県 1986)
《慶應義塾大学 所蔵古文書検索システム》( http://kmj.flet.keio.ac.jp/mjg.php?mode=mjg&mkey=1&gcode=MS0530  慶應義塾大学)「武蔵国榛沢郡新戒村文書(荒木家)」
『熊谷市史 後篇』(熊谷市史編纂委員会編 熊谷市 1964)
キーワード
(Keywords)
熊谷
寄進者
新戒村
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000216491解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
おすすめデータ