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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000100101
提供館
(Library)
千葉市中央図書館 (2210009)管理番号
(Control number)
千葉市中央016
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2012年01月19日 12時53分更新日時
(Last update)
2012年02月28日 18時24分
質問
(Question)
雑誌の起源を調べている。世界最初の雑誌は何という名前で、いつ頃創刊されたのか。日本についても同様に知りたい。
回答
(Answer)
世界初の雑誌は、1665年にフランスで創刊された『Journal des Savants ジュルナール・デ・サバン』だとされている。
日本では、1867年に柳河春三(やながわしゅんさん)が出した『西洋雑誌』がはじまりだといわれる。
回答プロセス
(Answering process)
主に百科事典、および事物の起源を解説した参考図書を通覧した。

[1]『世界大百科事典 11』p.281-283「ざっし 雑誌」
「雑誌のかたちをした最初の定期刊行物は、ハンブルクの神学者で詩人だったヨハン・リストJohann Ristが創刊した≪エアバウリッヒェ・モーナツ・ウンターレードゥンゲンErbauliche Monarths Unterredungen≫(1663-68)だといわれている。これに続いて、フランスの著述家ドニ・ド・サロDenis de Salloの≪ジュルナール・デ・サバンJournal des Savants≫とイギリスのローヤル・ソサエティの≪フィロソフィカル・トランザクションズPhilosophical Transactions(哲学論集)≫がともに1665年に刊行された。」(p.281右下)

[2]『起源のナゾ』p.372-373「雑誌の創刊」
「最初の雑誌は、一六六五年にフランスで、ドニ=ド=サロという人がつくった『ジュルナール=デ=サバン』である。・・・(略)・・・同じ年に、イギリスでも、『フィロソフィカル=トランスアクションズ』が発刊・・・(略)・・・日本では、一八六七年に柳河春三の出した『西洋雑誌』がはじまりといわれている。」

[3]『事物起源辞典』p.158「雑誌」
「マガジンの訳語として、この雑誌を使用したのは、柳河春三の『西洋雑誌』(慶応三年~明治二年)が最初である。ちなみに、雑誌の先祖は一六六五年、フランスで創刊された"Journal des Savants"という。」

[4]『明治文化全集 別巻 明治事物起原』p.646「雜誌の始」
「慶應三年十月、柳河春三[西洋雑誌]を發行す。發行所を開物社と稱し、重に飜譯だねにてうづむ。之を本邦雜誌の始めとなす。明治二年十月に終る。」

[5]『これは意外! おかしな不思議な事始め百科』p.385-387「雑誌」
「最初の雑誌は、1665年、フランスでドニ・ド・サロが発行した『ジュルナール・デ・サバン』とされている。新刊の書籍を要約抜粋したカタログ風のものだった。日本では、慶応3年(1867)、幕府・開成所の教授だった柳河春三がおもにオランダの雑誌を翻訳した『西洋雑誌』であり、和紙に木版刷りした小冊子だった。」

[6]『最新図書館用語大辞典』p.157-158
「今日の雑誌の起源は、1665年フランスの法律家ソロ・ド=ドゥニ(de Denys,Sollo)が学問上の報告のために出した『ジュルナール・デ・サヴァン(Journal des Savants)』という週刊誌であるといわれている。日本においては・・・(略)・・・雑誌という名を冠した最初のものは1867(慶応3)年、柳河春三(やながわしゅんさん)の創刊した『西洋雑誌』とされる。」
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本語  (031 9版)
日本の雑誌  (051 9版)
フランス語  (055 9版)
参考資料
(Reference materials)
『世界大百科事典 11』平凡社 2007.9 (p.281-283)
『起源のナゾ』樋口 清之/監修 光文書院 1981.5 (p.372-373)
『事物起源辞典 衣食住編』朝倉 治彦/編 東京堂出版 2001.9 (p.158)
『明治文化全集 別巻 明治事物起原』明治文化研究会/編輯 日本評論社 1969 (p.646)
『これは意外! おかしな不思議な事始め百科』アメリカ・リーダーズダイジェスト社/編 日本リーダーズダイジェスト社 1981.9 (p.385-387)
『最新図書館用語大辞典』図書館用語辞典編集委員会/編 柏書房 2004.4 (p.157158)
キーワード
(Keywords)
雑誌
ドニ・ド・サロ
Denis de Sallo
ジュルナール・デ・サバン
Journal des Savants
柳河春三
西洋雑誌
事物起源
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
回答そのものではないが、質問に関連すると思われる情報の記載された資料をここにあげる。

『明治文化全集 別巻 明治事物起原』p.646-648
次の専門雑誌の起源についても記載がある。
一文字の名前の雑誌・・・『文』(明治21年)
囲碁雑誌・・・『方圍新報』(明治12年4月)
演劇専門雑誌・・・『劇場新報』(明治11年6月)
題名に「~之友」とつく雑誌・・・『国民の友』(明治22年2月)
農業雑誌・・・『農業雑誌』(明治9年1月)
地学雑誌・・・『地学雑誌』(明治22年1月)

『日本初めて話題事典』p.186「週刊誌」
「週刊誌の第一号は、一九二二(大正一一)年四月二日、『サンデー毎日』(大阪毎日新聞社)がアメリカの新聞日曜版をヒントに「週刊」として発行されたことにはじまる。」
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000100101解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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