レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/08/10
- 登録日時
- 2014/09/30 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:36
- 管理番号
- M14081017569119
- 質問
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シャクトリムシの種類の違いがわかる小学生向けの本があるか。
- 回答
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百科事典で【シャクトリムシ】の項をひく。
『ベスト図解百科7 しと~しんた』50pシャクトリムシの項を引く。「シャクガ科のなかまの幼虫のよび名。物の長さをはかるような歩き方をする。①種類は多いが、多くは広葉樹の葉を食べる害虫。②エダシャクのなかまの幼虫は腹脚でえだにとまり、えだとそっくりに見えるものが少なくない。③このなかまは、他のチョウやガの幼虫より腹脚が3対少なく、あしがからだの両はしにしかついていないので、このような歩き方をする。」という記述がある。写真はユウマダラエダシャクの幼虫と成虫があり、歩き方の図解もある。
『総合百科事典ポプラディア5 し』119-120pシャクトリムシの項を引く。「シャクガ科のガの幼虫の俗称。」とあり、トビモンオオエダシャクの幼虫の写真がある。続いて、シャクガの項を引く。「チョウ目シャクガ科の昆虫の総称。全世界に約2万種、日本には800種以上が分布する。平地から高山の森林や草地にすむガの仲間で、ユウマダラエダシャク、ウスバフユシャクなど、都市部でもみられるものも多い。」とあり、トビモンオオエダシャクの成虫の写真がある。
OPACで【シャクトリムシ】+【児童図書】で検索4件のうち、1件は物語絵本なので除外する。
『だましあう生き物の話 自然科学読み物生き物のちえ5』6-9p〈えだに化けるシャクトリムシ〉 には、「シャクトリムシは、シャクガというガのなかまのよう虫です。」とあり、昔の人はトビモンオオエダシャクのことを「どびんわり」と呼んでいたという記述があり、9pに枝に似せてとまっているトビモンオオエダシャクの幼虫の写真がある。
『月刊かがくのとも しゃくとりむし』2011年9月号22-23pに、6種類の幼虫・好きな植物・成虫の絵がある。
『どこにいるの?シャクトリムシ』33pに、8種類のシャクトリムシの写真がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 百科事典 (030 9版)
- 参考資料
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『ベスト図解百科7 しと~しんた』 学研ネクスト,2000,268p. 参照はp.50.
『総合百科事典ポプラディア5 し』 ポプラ社,2011,319p. 参照はp.119-120.
伊藤年一『だましあう生き物の話 自然科学読み物生き物のちえ5』 学研,2011,63p. 参照はp.6-9.
吉谷昭憲『しゃくとりむし』 福音館書店,2011,28p. 参照はp.22-23.
新開孝『どこにいるの?シャクトリムシ』 ポプラ社,2007,35p. 参照はp.33.
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『ベスト図解百科7 しと~しんた』 学研ネクスト,2000,268p. 参照はp.50.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2014081017540169119
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000160367