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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000194066
提供館
(Library)
愛知淑徳大学図書館 (3310015)管理番号
(Control number)
ASN2015-26
事例作成日
(Creation date)
2015年04月17日登録日時
(Registration date)
2016年06月30日 14時31分更新日時
(Last update)
2016年09月21日 16時47分
質問
(Question)
① Literature Circleの定義を知りたい。
② 関連情報の探し方を知りたい。英語文献でも構わない。

【背景】
 ・当館所蔵『本を読んで語り合うリテラチャー・サークル実践入門』を貸出中。
 (ジェニ・ポラック・デイ[ほか]著 ; 山元隆春訳 渓水社 2013.10 37585/D48)
 ・ Book Talkの定義も一緒に確認した。確認した辞書類には、Book Talkは載っていたが
   Literature Circleの掲載がない。
 ・CiNiiで論文検索をしたが事例報告が多い。研究者が研究している論文を読みたい。
回答
(Answer)
「リテラチャー・サークル」は1986年にショート教授が提案した用語との記述がある資料はありましたが、
定義を掲載した辞書を見つけることはできませんでした。
該当する用語も「リテラチャー・サークル」「文学サークル」など様々な表記があるため、関連文献でどんな
用語が使用されているかを確認し、検索キーワードに使用するとよいでしょう。
また、読書会やブッククラブ、国語の授業などで使用されるため、これらの資料に関連情報が掲載されている
可能性があります。
詳細は回答プロセスを参照してください。
回答プロセス
(Answering process)
1.レファレンス資料で定義を確認する
 次の資料で探したが、見つけられなかった。
  『JapanKnowledge』【契約データベース】
  『図書館情報学用語辞典』第4版
   (日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編 丸善出版 2013.12 010/N772-1/ウ)
  『図書館用語集』4訂版(日本図書館協会用語委員会編 日本図書館協会 2013.10 010/N77-12/ウ)

2.図書を探す
 2-1.本学OPACで探す
  <キーワード:リテラチャー サークル、literature circles、literature circle>
   【★1】『本を読んで語り合うリテラチャー・サークル実践入門』
        質問者の調査済資料。本学OPACの件名:読書指導、読書会、国語科
  <件名:読書指導 読書会 国語科>
   【★2】『読書教育を学ぶ人のために』
       p.172「Ⅱ 読書教育実践の諸相 (4)リテラチャー・サークル」
             "リテラチャー・サークルとは、現在アリゾナ大学で言語、読書、文化を専門とするカシー・G・
              ショート教授が1986年にインディアナ大学に提出した博士論文の中で提案した用語"
             ショート教授は次のように述べている。
              "リテラチャー・サークルは、子どもたちが、他の読者と共に、文学についての素朴で未完成な
              理解の探求を支援するための、カリキュラム構造を提供する。リテラチャー・サークルは、
              子どもたちに、他の読者との対話を通して、読み取ったことについての理解を拡張し、批判
              するよう促す。これらのサークルは、読むということが、児童がテクストから意味を引き出す
              ばかりでなく、意味を持ち込むことによっても積極的に理解を作りあげている、という交流の
              過程だという信念に基づいている。"
       p.176 翻訳された書籍の紹介あり。(※本学所蔵なし)
           『リーディング・ワークショップ』(ルーシー・カルキンズ著 ; 吉田新一郎, 小坂敦子訳 新評論 2010)
             「リーディング・ワークショップ」は、ショート教授のリテラチャー・サークルに共鳴して提案され
              たブッククラブ。 
       p.176 他の提案者として、ハーヴィー・ダニエルズ教授(ナショナル・ルイス大学)を紹介。
            特徴:「参加者の役割分担がはっきりしている」「ワークシートがある」など。
   【★3】『学びを拓く授業モデル』
        「読書会の手法」として紹介。授業で役割分担を決めて行われた事例を掲載。(p.40、p.62など)
   【★4】『読書の指導と学校図書館』
        p.99 読書会の項目の中で、リテラチャー・サークルの内容を紹介。
   【★5】『読書がさらに楽しくなるブッククラブ : 読書会より面白く、人とつながる学びの深さ』
        p.60「文学(リテラチャー)サークル」
 
 2-2.周辺の棚をブラウジング (分類:017(学校図書館)、019.2(読書指導)、375.8(国語科.国語教育)など)
  【★6】『読書イベントアイデア集 中・高校生編』
       p.32「3 読書会」の中でリテラチャー・サークルについて簡単な解説あり。
  【★7】『PISAに対応できる「国際的な読解力」を育てる新しい読書教育の方法 : アニマシオンからブッククラブへ』
       p.71 "アメリカでブックトークというのはブッククラブと同じことで(中略)これをリタレチャサークル、
           ブックディスカッションなどいろいろな呼び方をしますが"
  【★8】『読書の力 : 国語授業と学校図書館との連携・協力』
       p.144「リテラチャー・サークルー主体的な読書 気づき、学び-」

 2-3.他機関の所蔵資料を探す
  【★9】『CiNii Books』
   <キーワード:リテラチャー サークル、literature circles、literature circle など>
    『Literature circles that engage middle and high school students』
     (Victor J. Moeller and Marc V. Moeller Eye On Education, c2007)

3.論文を探す
 3-1.【★10】『CiNii Articles』
  <キーワード:リテラチャー サークル、literature circles、literature circle など>
   【機関リポジトリで閲覧可】
     論題   :中学校国語科におけるリテラチャー・サークル実践の展開
     論者   :山元隆春, 居川あゆ子
     掲載雑誌:学校教育実践学研究 21, 35-45, 2015

 3-2.【★11】『LISTA with full text』【契約データベース】
  <キーワード:literature circles、literature circle など>
   【全文PDF】
     論題   :LITERATURE CIRCLES: A SCHOOL LIBRARIAN INITIATIVE FOR ASSISTING
            STRUGGLING READERS
     論者   :HERDELIN, JAMEY
     掲載雑誌:Kentucky Libraries 78(1), 24-28, 2014

 3-3.【★12】『ERIC』
  <キーワード:literature circles、literature circle など>
   【全文PDF】
     論題   :Predictors of Quality Verbal Engagement in Third-Grade Literature Discussions
     論者   :Young, Chase
     掲載雑誌:International Electronic Journal of Elementary Education 6(3), 427-440, 2014

4.新聞記事を探す
 【★13】『聞蔵Ⅱ(朝日新聞)』【契約データベース】
  <キーワード:リテラチャー サークル など/発行日:全期間>
   "はじめよう、読書会 ホンネの応酬、待っています 作品募集 どくしょ甲子園"(2010.4.19 朝刊 13頁)
 ※次の新聞データベースでも同様のキーワードで検索したが、ヒットしなかった。
   ・『ヨミダス歴史館(読売新聞)』【契約データベース】
   ・『中日新聞・東京新聞データベース』【契約データベース】

5.国立国会図書館Webサイトから探す < http://www.ndl.go.jp/
 5-1.【★14】『国立国会図書館カレントアウェアネス・ポータル』
  <キーワード:リテラチャー AND サークル など>
   【全文PDF】
     論題   :CA1752-動向レビュー:学校・学校図書館を取り巻く新しい読書活動
            -集団的・戦略的読書の視点から-
     論者   :桑田てるみ
     掲載雑誌:カレントアウェアネス 309, 9-13, 2011.9.20   
             →文末の文献リストも参考になる。当館では冊子体『カレントアウェアネス』も所蔵あり。

 5-2.【★15】『リサーチ・ナビ』
  <キーワード:literature circle リテラチャー サークル など>
   山元悦子"文学サークルを活用した中学校国語科学習指導の開発"
    (福岡教育大学紀要 第1分冊 文科編 (56), 51-67, 2007)などがヒット。
      →「文学サークル」と訳された過去があることがわかる。

6.[4][5-1]で紹介されていたWebサイトを確認
 【★16】『朝日新聞 どくしょ応援団』
  Top>どくしょ甲子園>画面右「読書会へのアドバイス」
   →リテラチャーサークルの情報あり。「役割シート」のダウンロードはできない(2015/4/22確認)。

7.研究者からたどる
 [1]-[6]で見つけた資料の著者など、よく見かける著者名で検索し、研究動向を探る。
 (例)足立幸子氏(新潟大学)、山本隆春氏(広島大学)など。

以上
<Web最終確認日:2016/09/16>
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
教育課程.学習指導.教科別教育  (375 9版)
読書.読書法  (019 9版)
学校図書館  (017 9版)
参考資料
(Reference materials)
【★1】ジェニ・ポラック・デイ, ディキシー・リー・シュピーゲル, ジャネット・マクレラン, ヴァレリー・B・ブラウン 著 , 山元隆春 訳 , Day, Jeni Pollack , Spiegel, Dixie Lee, 1942- , McLellan, Janet , 山元, 隆春, 1961-. 本を読んで語り合うリテラチャー・サークル実践入門. 溪水社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024956397-00 , ISBN 9784863272361 (当館請求記号:37585/D48)
【★2】山元隆春 編 , 山元, 隆春, 1961-. 読書教育を学ぶ人のために. 世界思想社, 2015.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026272618-00 , ISBN 9784790716563 (当館請求記号:0192/Y31)
【★3】五十嵐絹子, 藤田利江 編著 , 五十嵐, 絹子 , 藤田, 利江, 1952-. 学びを拓く授業モデル. 国土社, 2014. (学校図書館から教育を変える ; 3)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025160973-00 , ISBN 9784337450486 (当館請求記号:017/I23-1/3)
【★4】小川三和子 著 , 小川, 三和子 , 大串, 夏身, 1948-. 読書の指導と学校図書館. 青弓社, 2015. (学校図書館学 ; 2)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026797135-00 , ISBN 9784787200563 (当館請求記号:017/O26/2)
【★5】吉田新一郎 著 , 吉田, 新一郎. 読書がさらに楽しくなるブッククラブ : 読書会より面白く、人とつながる学びの深さ. 新評論, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024188676-00 , ISBN 9784794809285 (当館請求記号:0156/Y86)
【★6】高見, 京子. はじめよう学校図書館 9. 全国学校図書館協議会, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025286144-00 , ISBN 9784793322891 (当館請求記号:017/H16/9)
【★7】有元秀文 著 , 有元, 秀文, 1949-. PISAに対応できる「国際的な読解力」を育てる新しい読書教育の方法 : アニマシオンからブッククラブへ. 少年写真新聞社, 2009. (シリーズ学校図書館)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010558335-00 , ISBN 9784879813251 (当館請求記号:0192/A73-3)
【★8】太田克子, 村田伸宏, 群馬・国語教育を語る会 著 , 太田, 克子 , 村田, 伸宏 , 群馬国語教育を語る会. 読書の力 : 国語授業と学校図書館との連携・協力. 三省堂, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010944550-00 , ISBN 9784385364919 (当館請求記号:3758/O811)
【★9】『CiNii Books』< http://ci.nii.ac.jp/books/ >(大学図書館の所蔵状況を調べる)
【★10】『CiNii Articles』< http://ci.nii.ac.jp/ >(学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービス)
【★11】契約DB『LISTA with full text』(図書館情報学・情報科学分野のデータベース)
【★12】『ERIC』< http://eric.ed.gov/ > (海外の教育関係の論文を検索できるデータベース)
【★13】契約DB『聞蔵Ⅱビジュアル』(朝日新聞記事検索)
【★14】『国立国会図書館カレントアウェアネス・ポータル』< http://current.ndl.go.jp/ > (図書館界、図書館情報学に関する最新の情報ポータル)
【★15】『リサーチ・ナビ』< http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ >(国立国会図書館が提供する調べものの窓口となるサイト)
【★16】『朝日新聞 どくしょ応援団』< http://www.asahi.com/shimbun/dokusho/ >(朝日新聞の運営するサイト。どくしょ甲子園などのコンテンツを掲載。)
キーワード
(Keywords)
リテラチャー・サークル
読書会
ブッククラブ
読書指導
国語科
学校図書館
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
図書館
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000194066解決/未解決
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