レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月04日
- 登録日時
- 2013/07/04 18:02
- 更新日時
- 2013/07/04 18:10
- 管理番号
- 20130704-10
- 質問
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解決
普賢菩薩について知りたい。
- 回答
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普賢菩薩(ふげんぼさつ) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E6%99%AE%E8%B3%A2%E8%8F%A9%E8%96%A9/ (2013/07/04確認)
文殊(もんじゅ)菩薩とともに大乗仏教の経典において重要な位置を占める菩薩。『華厳経(けごんきょう)』によれば、彼は、(1)諸仏に敬礼し、(2)諸仏を称讃(しょうさん)し、(3)諸仏を供養(くよう)し、(4)自ら過去の罪を懺悔(ざんげ)し、(5)諸仏の功徳(くどく)に心から感謝し、(6)諸仏に説法を請願し、(7)仏が世に永らえることを請願し、(8)つねに仏に従って学び行動し、(9)つねに衆生(しゅじょう)の救済を実現するように願い、(10)自らの功徳をすべて悟りに振り向ける(回向(えこう)する)という十願をたて、これを完全に実行、実現した。・・・
普賢菩薩 【ふげんぼさつ】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%99%AE%E8%B3%A2%E8%8F%A9%E8%96%A9 (2013/07/04確認)
ふげんぼさつ【普賢菩薩】 国史大辞典梵語Samanta-bhadra一切の処、あらゆる時に現われる勝れたものすなわち賢者の働きを意味し、漢訳名を普賢あるいは遍吉とする。文殊菩薩とともに大乗仏教の菩薩の上首とされ、釈迦三尊の右脇侍として彫刻や絵画に表わされることが多い。文殊の騎獅子に対し白象に乗るが持物・印相ともに一定しない。単独像でも同様であるが合掌手が比較的多い。これは平安時代盛んに信仰された『法華経』普賢勧発品にもとづくもので、優美な仏画(東京国立博物館蔵・豊乗寺蔵(ともに国宝))やおだやかな表現の彫像(大倉文化財団蔵(国宝)・岩船寺蔵(重要文化財))などがある。また眷属の十羅刹女を周囲に画いた普賢十羅刹女図もよく知られている。なお『華厳経』の普賢行願品に説く十大願は衆生をして仏果を得させるすぐれた行動の象徴としてとらえたもので、入法界品で善財童子が理想として追求する行願である。・・・
目でみる仏像 / 田中義恭, 星山晋也著 完全普及版 東京 : 東京美術 , 2000 4808706873
p.179
普賢菩薩 Samantabhadra
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 9版)
- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 普賢菩薩
- 白象
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000133307