レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月29日
- 登録日時
- 2013/10/29 21:17
- 更新日時
- 2013/10/29 21:32
- 管理番号
- 20131029-1
- 質問
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解決
タイプライターの歴史について知りたい。
- 回答
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タイプライター Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC/ (2013/10/29確認)
typewriter
活字を一字ずつ鍵盤(けんばん)を押して印字し、文書を作成する書記機械。欧文タイプライター、仮名タイプライター、和文タイプライターがある。活字を使用するため、鮮明な印字が得られるのが特徴である。
歴史
1714年にイギリスのヘンリー・ミルが特許を得た記録があるが、詳細はわかっていない。その後、ヨーロッパ、アメリカでの書記機械の考案は150年間に50以上が数えられるが、盲人用としての試作が目だっている。1850年代から、ことにアメリカでの考案が増加し、70年代までに約20件が発表されているが、操作が複雑で印字速度も遅く、実用には至らなかった。なかには通信用テーププリンターの原型となったエジソンの発明も含まれている。
最初の実用的タイプライターは、アメリカの印刷技術者ショールズChristoph Latham Sholes(1819―90)が石油業者デンスモアなどの後援によって試作し、1868年に特許を得た。ショールズは以後5年の間に約30の試作機を考案し、73年、ニューヨークの銃・ミシン・農耕機製造業者レミントン父子社に製作を依頼した。レミントンは特許権を買い取って改良を加え、翌年自社商標で販売を開始した。タイプライターという名は、ショールズが試作機に命名した固有名詞がのちに一般化したものである。・・・
タイプライター コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC (2013/10/29確認)
世界大百科事典 第2版
タイプライター【typewriter】
印字機。指でキー(鍵)をたたくことで,紙面に文字を印字する機械。欧文と和文の2種類がある。いずれも手動式,電動式,電子式があり,欧文手動式には携帯用のポータブルタイプライターもある。
[欧文タイプライター]
1714年イギリスのミルHenry Millが筆記機械を考案,特許権を得たことにはじまるとされる。しかし,ミルの機械は図面,実物が現存せず,組み立てられたかどうか不明である。1829年バートWilliam Austin Burtは,タイポグラファーtypographerを発明,アメリカでの特許を得た。
デジタル大辞泉の解説
タイプライター 【typewriter】
指で鍵盤(けんばん)をたたいて、文字や記号を紙面に印字する機械。欧文のものは米国のC=L=ショールズが試作しレミントン父子社が1873年に実用機を販売。仮名文字のものは明治31年(1898)黒沢貞次郎が創案。和文のものは杉本京太が大正5年(1916)に発売。印字機。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 事務機器.家庭機器.楽器 (582 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- typewriter
- タイプライター
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000139755