レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月30日
- 登録日時
- 2018/08/28 17:39
- 更新日時
- 2019/03/29 15:51
- 管理番号
- 吹-85-2018-007
- 質問
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未解決
東大阪市(ひがしおおさかし)にある七軒家(しちけんや)という地名の由来について。以前、家族から七軒の家があったことが地名の由来だと聞いた。そのことを記した資料を見たい。
- 回答
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回答不能。七軒家の地名由来に関する資料は見つけられなかった。
<七軒家に関する記述があった資料>
『日本歴史地名大系 28-〔2〕 大阪府の地名』(平凡社 2001.7)
p979「稲田村」の項に現在の七軒家1-2丁目が稲田村の一部に当たる旨の記述あり。
『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(角川日本地名大辞典編纂委員会/編 角川書店 1983.10)
p573「昭和48年から現在の東大阪市の町名。(中略)東大阪市菱屋東・稲田・長田の各一部。地名は菱屋東の小字に七軒家があったことによる。」という記述あり。
p1630現在の地誌的な記述のみ。
『大阪府全志 巻之4』(井上正雄/著 清文堂 1985)
p964「大字菱屋東」の項に「字地に六軒屋町・東の町・七軒家町・下の町といへるあり」という記述あり。
- 回答プロセス
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当館所蔵の地名辞典を確認した。東大阪市立図書館のホームページで「東大阪」「地名」「歴史」というキーワードで検索し、地名由来に関する記載のありそうな資料を取り寄せて確認した。インターネットで「七軒家」「七軒屋」「東大阪」「由来」「地名」というキーワードで検索したが、いずれも地名由来に関する情報は得られなかった。東大阪市立図書館にも調査を依頼したが、該当する情報は見つからなかった。
- 事前調査事項
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インターネット上の個人ブログに七軒家の地名由来について、「(前略)七軒の家があったとか、七間の間口の家があったとか言うことではないでしょうか(後略)」という記述あり。View halloo 東大阪市七軒屋 山科神社(2018.8.30最終確認)
- NDC
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- 日本 (291 10版)
- 参考資料
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大阪府の地名 2 オンデマンド版. 平凡社, 2001. (日本歴史地名大系 ; 28巻)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028068796-00 -
「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 , 角川日本地名大辞典編纂委員会. 角川日本地名大辞典 27. 角川書店, 1983.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000101832-00 , ISBN 4040012704 -
井上 正雄/著 , 井上‖正雄. 大阪府全志 巻之4. 清文堂, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021119925-00 , ISBN 4792402735
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大阪府の地名 2 オンデマンド版. 平凡社, 2001. (日本歴史地名大系 ; 28巻)
- キーワード
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- 七軒家(しちけんや)
- 七軒屋(しちけんや)
- 東大阪市(ひがしおおさかし)
- 大阪府(おおさかふ)
- 照会先
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- 東大阪市立図書館
- 寄与者
- 備考
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<七軒家に関する記述がなかった資料>
『ふれあい東大阪 創刊100号記念特集号』(ふれあい東大阪創刊100号記念誌作成委員会/編 東大阪コミュニティニュースの会 2008.4)
『東大阪ところどころ : 地名のいわれ』(東大阪市教育委員会/編 東大阪市文化研究会 1977.11)
『東大阪市の歴史と文化財 改訂版』(東大阪市教育委員会 2003.3)
『大阪府の歴史散歩 下(河内・堺・和泉)』(大阪府の歴史散歩編集委員会/編 山川出版社 2007.9)
『大阪の地名由来辞典』(堀田暁生/編 東京堂出版 2010.8)
『目で見る東大阪市の30年』(東大阪都市政策研究会 1994.10)
『中河内郡誌』(中河内郡役所/編,名著出版 1972)
『布施市史』(長谷川潔/著 布施市役所 1949.3)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000241360