レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/01/09
- 登録日時
- 2012/03/08 02:00
- 更新日時
- 2012/03/08 02:00
- 管理番号
- DR20101000530
- 質問
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解決
ハスの実を使った人形の作り方を知りたい。郷土工芸のようなものかもしれない。茨城県などでやっている。知っているのは阿見町とか。
- 回答
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ハスの実を使った人形については、次のホームページに解説が出ている。
※阿見町ホームページ「阿見町の特産品」草人形の項目より
「草人形は、町近住の中尾房次郎氏(1915~1995)が蓮の花床を女性のスカートにみたて、20年の長期に渡って研究を積み現在の草人形を創作しました。特産の蓮を主材料とし、年間を通じて採取したさまざまな植物の葉・種・花びら等を自然の色と形をそのまま装飾に利用して作成しています。(中略)現在は、阿見郷土民芸虹の会が作品を制作し、町シルバー人材センター(電話888-2036)を窓口に販売しています。お問い合わせはシルバー人材センターまで。」
※阿見町商工会「地域情報-物産・お土産」の草人形の項目にも紹介があり、問合わせ先として阿見町郷土民芸研究会(阿見町シルバー人材センター 029-888-2036 内にあり)と載っている。
上記のシルバー人材センターに電話で話を聞いたところ、作り方のパンフレットや文献のようなものはなく、技術を習った人々が互いに教え合って、サークルのような形で制作しているとのこと。阿見町中央公民館で活動している会が3つほどあり、他には土浦市で個人で作っている方もいるらしい。中央公民館の会への連絡先を聞き、利用者に伝えた。
- 回答プロセス
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インターネットで「ハス」「実」「人形」などの言葉で検索したが、該当しそうなものはない。工芸(NDC:750)人形・玩具(759)自然物を使った遊び(781.9)遊戯(384.55)の書架を見てもなし。参考資料室で百科事典他の資料も見たがない。もう1度インターネットのGoogleで「ハスの実人形」で検索。ハスを使って作ったらしい人形の画像を調べるうち、阿見町ホームページの特産品のページを見つけた。そこでは「草人形」という名前で、ハスの実を使った人形が紹介されていた。さらに「草人形」で検索すると、阿見町商工会のホームページにも解説が載っていた。問い合わせ先として挙がっていた阿見町シルバー人材センターに電話して、制作の状況や連絡先などを教えていただいた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 工芸 (750 9版)
- 人形.玩具 (759 9版)
- 参考資料
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- 阿見町の特産品 http://www.town.ami.ibaraki.jp/kakuka/seikatsusangyo-bu/shokokankoka/tokusan/tokusan_index.htm 2012/01/27
- 物産・お土産-阿見町商工会 http://www.ami-shoko.com/town/souvenir.html 2012/01/27
- キーワード
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- 蓮
- 人形
- 草人形
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000103204