レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月03日
- 登録日時
- 2018/10/07 15:53
- 更新日時
- 2019/03/05 16:48
- 管理番号
- 吹-10-2018-006
- 質問
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解決
吹田で生産されていた「佐井寺焼(さいでらやき)」について詳しく書いた本はあるか。
- 回答
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(1)『わかりやすい吹田の歴史 本文編』(吹田市立博物館/編集 [吹田市立博物館] 2009.3)p90 「幕末から明治時代初頭の頃、佐井寺境内にあった窯で焼かれた陶器」 写真あり
(2)『すいた歴史散歩』(吹田郷土史研究会/[ほか]著 吹田市教育委員会 2012.3)p41 佐井寺境内の石段左脇に佐井寺焼の窯跡についての説明あり。
(3)角谷江津子「佐井寺焼について―採集資料の分析を中心に―」『吹田市立博物館館報 4』(吹田市立博物館/編集 吹田市立博物館 2004)p25~p40 採集遺物一覧や実測図を収録。
(4)「佐井寺焼について」『吹田市文化財ニュース No.21-28(’00-07)』(吹田市立博物館 2000)No.23 p8 「佐井寺焼は、幕末~明治初めに佐井寺境内(佐井寺1丁目)の窯で佐井寺の医師、赤井泰造(あかい たいぞう)によって焼かれたと伝えられる陶器」 写真あり
(5)『吹田市立博物館とその周辺 平成13年度特別陳列図録』(吹田市立博物館/編集 吹田市立博物館 2001)p16 写真あり
- 回答プロセス
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当館の検索機で「佐井寺焼」というキーワードで検索した結果、該当する資料がなかったため地域資料の棚を探し、(1)(2)を確認した。
(1)の巻末の主要参考文献に(3)が記載されていた。
(3)には採集遺物一覧や実測図が収録されており、p25「2.佐井寺焼に関するこれまでの研究」の項に、(4)(5)の記載があった。
インターネット上では、吹田市立博物館>市内の文化財>歴史散歩>佐井寺地域(最終確認2018.10.9)の中の、「佐井寺境内」の項に、(2)と同様の記述あり。
なお、(4)は吹田市立博物館発行の『吹田市文化財ニュース』No.21~28を当館で合綴製本したものである。
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 10版)
- 芸術政策.文化財 (709 10版)
- 参考資料
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吹田市立博物館 編 , 吹田市立博物館. わかりやすい吹田の歴史 本文編. 吹田市立博物館, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010895407-00 -
吹田郷土史研究会, 大阪府文化財愛護推進委員吹田市協議会 著 , 吹田市教育委員会 編 , 吹田郷土史研究会 , 大阪府文化財愛護推進委員吹田市協議会 , 吹田市教育委員会. すいた歴史散歩 増補版. 吹田市教育委員会, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023899466-00 -
吹田市立博物館/編集. 吹田市立博物館館報 4. 吹田市立博物館, 2004-03.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I053041632-00 - 吹田市文化財ニュース No.21ー28('00ー07). 吹田市立博物館, 2000.
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吹田市立博物館/編集. 吹田市立博物館とその周辺 : 平成13年度特別陳列図録. 吹田市立博物館, 2001-10.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I052896221-00
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吹田市立博物館 編 , 吹田市立博物館. わかりやすい吹田の歴史 本文編. 吹田市立博物館, 2009.
- キーワード
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- 佐井寺焼(さいでらやき)
- 佐井寺(さいでら)
- 大阪府(おおさかふ)
- 吹田市(すいたし)
- 陶磁器
- 赤井泰造(あかい たいぞう)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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確認したが、記載のなかった資料は以下の通りである。
『吹田市史』(吹田市史編さん委員会/編集 吹田市役所)
『大阪府史』(大阪府史編集専門委員会/編集 大阪府)
『吹田歴史探訪 〔2〕 岸部・山田・佐井寺』(吹田市立中央図書館/編集 吹田市立中央図書館 1988)
『佐井寺町並散策』(古谷啓伸 1997)
『郷土吹田の歴史』(吹田市総務部市史編さん室/編集 吹田市役所 1990)
『千里山・佐井寺界わい散策案内』(吹田市文化まちづくり室 2004)
『吹田市佐井寺風土記こぼれ話 1』(藤井久義/著 吹田市佐井寺町自治会 1966)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243480