レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年09月17日
- 登録日時
- 2016/12/22 14:44
- 更新日時
- 2018/05/22 13:57
- 管理番号
- 479
- 質問
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解決
「ききなし」が紹介されている本を見たい。
以前にも借りたことがあるとのこと。
- 回答
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①『野鳥雑記』(柳田國男全集第12巻)柳田 国男/著、筑摩書房(380.8/Y/12)
②『動物民俗Ⅰ』(ものと人間の文化史)長澤 武/著、法政大学出版局(382.1/D/1)
③『ちんちん千鳥のなく声は』山口 仲美/著、大修館書店(文庫は講談社)(810.4/C)
- 回答プロセス
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●『広辞苑』にて。
【聞き做し】②鳥のさえずりなどの節まわしを、それに似たことばで置き換えること。コノハズクの「仏法僧」、ホオジロの「一筆啓上仕り候」、ツバメの「土喰うて虫喰うて口渋い」など。
●資料検索:書名「ききなし」 → 所蔵なし
a『聞做草子』藪柑子 実/著、朝陽会(480.4)
b『シリーズことばの世界 第4巻』日本口承文芸学会/編、三弥井書店(388)
→ 他市所蔵館にて調査。
a 鳥獣・虫魚・天地風水と章立てて聞き做しに類する言葉を紹介・解説する。
必ずしも「聞き做し」といえるものばかりではない。
b 口承文芸(うた、ことばあそび、造語など)について。聞き做しについても若干記述あり。
c 『飛騨の鳥』『飛騨の鳥 続』川口 孫治郎/著、名著出版
飛騨の鳥について。聞き做しも紹介。
d 『小さき者の声』柳田 國男/著、角川書店
収録の「野鳥雑記」に鳥の鳴き声の聞き做しを多数紹介。
●書誌情報を参考に、擬音語・擬声語の本、鳥類・昆虫類の生態の本を調査。
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 8版)
- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 8版)
- 日本語 (810 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000204360