レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/10/11
- 登録日時
- 2008/01/17 02:11
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M07110813261800
- 質問
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明治30(1897)年代以前の岡山近辺と四国を結ぶ定期連絡航路について知りたい。
- 回答
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資料1の「第一章明治初期の海運事情」に,西日本の航路開始状況(p.15-60)や岡山寄航船を含む山陽路の海運(p.76-77)について記述有り。さらに「第二章明治中・後期の海運」に,大阪商船会社(p.85-121)や瀬戸内航路運行時刻(p.114-121),岡山・高松間連絡船(p.146-148)など関連する記述有り。資料2のp.37-38に,大阪商船会社は明治17(1884)年5月1日開業したこと,「開業当時開設せし航路」に「大阪より瀬戸内海沿岸を経て山陽及び山陰に至る線路」等十八本線及び四支線があることの記述有り。さらに,それらの路線の明細が掲載され,その中に岡山に寄港した後高松など四国方面へ向かう路線も含まれている。p.40-41間には「開業当時の配船表」の写真の掲載有り。また,p.119-141の「第一款山陽航路」,「第二款四国航路」に,「大阪多度津線」など岡山が寄港地や発着地となる路線について記述有り。資料3のp.9-10,13-14に明治36(1903)年に山陽鉄道が開設した岡山-高松間,尾道-多度津連絡の航路に関する記述有り。資料4に多度津の海運に関する記述があり,p.632-634には明治14(1881)年における大阪港より各港への出船日割の表が掲載され,岡山近辺と四国を寄港地とする船がその中に含まれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683 9版)
- 参考資料
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- 資料1:山崎善啓著『瀬戸内近代海運草創史』創風社出版,2006,237p. 資料2:大阪商船編『大阪商船株式会社五十年史』大阪商船,1934,880,72p.参照はp.37-38,119-141. 資料3: 古川達郎著『鉄道連絡船100年の航跡』成山堂書店,2001,360p.参照はp.9-10,13-14. 資料4:多度津町誌編集委員会編『多度津町誌 本誌』,多度津町,1990,1112p.参照はp.629-640.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007110813203061800
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000040997