レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/05/20
- 登録日時
- 2007/09/13 02:13
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M07051914160067
- 質問
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操山(岡山市)の多宝塔はいつできたのか。
- 回答
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資料①『岡山市の歴史みてあるき』で確認すると操山にある多宝塔は、安住院多宝塔だけである。同資料によれば、「元禄年間(1688~1703)、藩主池田綱政が後楽園をつくったときに、その借景として建築にとりかかり、完成したのは次の継政の代だと言われる。」とある。また、資料②『岡山後楽園史 通史編』に「借景」の一節があり、安住院多宝塔について次のとおり記述がある。「安住院には「寛延四年十月十四日再建」という多宝塔の棟札が残っており、この中には継政の助力によって建立されたことが書かれている。これにより、後楽園の借景で点景物となっている安住院多宝塔は、継政の代にできたことがわかる。」 なお、継政が藩主だった時期は、1714~1752年である。(資料③)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 9版)
- 参考資料
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資料①岡山市教育委員会編『岡山市の歴史みてあるき』岡山 岡山市遺跡調査団,1977,365p.
資料②後楽園史編纂委員会編『岡山後楽園史 通史編』岡山 岡山県,2001,14,1062,10p.
資料③岡山県歴史人物事典編纂委員会編『岡山県歴史人物事典』岡山 山陽新聞社,1994年,1254p.参照はp.60.
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資料①岡山市教育委員会編『岡山市の歴史みてあるき』岡山 岡山市遺跡調査団,1977,365p.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007051914133160067
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000037472