レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年12月15日
- 登録日時
- 2012/07/03 19:38
- 更新日時
- 2015/04/01 17:20
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-1783
- 質問
-
未解決
美濃の曽根氏に関する資料はあるか。
- 回答
-
『岐阜県 家紋と姓氏』によりますと以下の記述がありました。
----(引用はじめ)----
(苗字) (家紋名) (出自)
曽根 丸に違い鷹の羽 甲斐、清和源氏武田氏族
曽根 丸に剣片喰 甲斐、清和源氏武田氏族 とあります。
----(引用おわり)----
また、『姓氏家系大辞典』で「曽根」の項をお調べしますと
「後世は多く此の字を用ふれど、古くは多く曽禰なるが故に、今便宜上次條に併せ収むべし」とありました。
「曽禰」の項には以下の記述があります。特に、美濃の曽根氏に関する記述はありませんでした。
----(引用はじめ)----
和名抄、摂津国武庫郡に曽禰郷あり、後世小曽禰邑存す。次に常陸国行方郡に曽禰郷を収む、
風土記、曽尼駅に作る。また同国信太郡駅家郷は延喜式の曽禰駅に当ると云ふ。
又伊勢に曽禰庄あり、その他、和泉、甲斐、上総、美濃、越中、越後、丹波、播磨、
備前等に、曽禰、或は曽根の地あり。
----(引用おわり)----
当館の岐阜県人物文献索引で検索した「曽根」姓の方もお調べしましたが、戦国時代まで出自をさかのぼることはできませんでした。
当館所蔵の資料でお調べしましたが、その他に美濃の曽根氏に関する記述は見つけることができませんでした。
お力になれず、申し訳ありません。
ご参考までに、調査した資料を参考資料としてお伝えします。
以上につきまして、よろしくお願いいたします。
【参考資料】
『日本史大事典』平凡社刊
『寛政重修諸家譜 21』栄進舎出版部
『信濃史料』信濃史料刊行会編・刊
『可児町史』可児町編・刊
『土岐市史』土岐市史編纂委員会編・刊
『恵那郡史』恵那郡教育会編・大衆書房刊
『現在の大垣市誌』高田?治郎著・中央新聞社刊 1930
『岐阜県家紋と姓氏』日本家紋研究会
『姓氏家系大辞典 第2巻』太田 亮編・角川書店刊
『岐阜県郷土偉人伝』杉浦 秋次郎編・岐阜県郷土偉人伝編纂会刊 1933
『濃飛文化史』小木曽修二著・岐阜タイムス社刊 1952
『三代の岐阜人 男性篇』朝日新聞社刊 1967
『岐阜県政財界人の素顔』日本自由新聞社編・中日出版社 1966
『岐阜県人事名鑑』岐阜民友新聞社編・刊 1962
『地方発達史と其の人物 岐阜県の巻』鈴木善作著・郷土出版社 1937
『濃飛の誇り 下』岐阜日日新聞社編・刊 1933
『中部経済圏人物誌 続』山本省吾編・貿易之日本社 1965
『織田信長家臣人名辞典』谷口克広著・吉川弘文館刊 2010
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108119