レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年10月05日
- 登録日時
- 2013/01/30 11:00
- 更新日時
- 2013/04/07 11:03
- 管理番号
- 埼久-2012-137
- 質問
-
未解決
2000年以降に出版された外国の作家の赤ちゃん絵本があまりないような気がする。出版されていないのであれば、その理由を知りたい。
- 回答
-
その原因について本や論文ではっきり書いてあるものは見つからなかった。
関連する以下の資料を紹介した。
『いつ、何と出会うか 赤ちゃん絵本からヤングアダルト文学まで 』(国立国会図書館国際子ども図書館 2010)p8-20
『赤ちゃんと絵本をひらいたら ブックスタートはじまりの10年』(NPOブックスタート編著 岩波書店 2010)
「特集いま、赤ちゃん絵本は」(『子どもの本棚 no.489』p18-37 日本子どもの本研究会 2009.7)
『赤ちゃん絵本226冊 アンケ-トからみえてきた』(札幌市中央図書館編 札幌市中央図書館 1998)
『絵本から擬音語・擬態語ぷちぷちぽーん』(後路好章著 アリス館 2005)
『赤ちゃんに贈る絵本ガイドブック 0才から3才のために』(田中裕子著 グランまま社 2001)
柴村紀代「赤ちゃん絵本の今を考える」(『子どもの文化 37』 p23-28 子どもの文化研究所 2005.1)
中村柾子「赤ちゃん絵本の動向と研究課題」(『絵本bookend 絵本学会機関誌2007』 p50-53 絵本学会 2007)
森下久美子「赤ちゃん絵本について思うこと」(『子どもの本棚 no.437』 p21-23 日本子どもの本研究会 2005.3)
- 回答プロセス
-
《国立国会図書館サーチ》を〈赤ちゃん絵本〉で本と記事・論文を検索した。
回答に紹介した資料から以下の状況が考えられる。
2000年以降出版の外国の赤ちゃん絵本は、日本のものに比べるとかなり少ないようだ。
おそらく背景には1992年に英国で始まったブックスタートが、2000年以降に日本に導入され、全国各地に広がりを見せたことがその大きな理由の一つとしてあると思われる。親子に絵本を配布するというブックスタートは出版社の出版動向にかなり影響があると思われる。
福音館書店の月刊絵本『こどものとも0.1.2.』シリーズを始め、各出版社から赤ちゃん絵本が出されており、その占める率は高くなっている。
また、ことば遊びの赤ちゃん絵本は擬態語が多いので、擬態語の多い日本語の本が多いということもあるようだ。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 出版 (023 9版)
- 読書.読書法 (019 9版)
- 参考資料
-
- 『いつ、何と出会うか 赤ちゃん絵本からヤングアダルト文学まで 』(国立国会図書館国際子ども図書館 2010)
- 『赤ちゃんと絵本をひらいたら ブックスタートはじまりの10年』(NPOブックスタート編著 岩波書店 2010)
- 「特集いま、赤ちゃん絵本は」(『子どもの本棚 no.489』p18-37 日本子どもの本研究会 2009.7)
- 『赤ちゃん絵本226冊 アンケ-トからみえてきた』(札幌市中央図書館編 札幌市中央図書館 1998)
- 『絵本から擬音語・擬態語ぷちぷちぽーん』(後路好章著 アリス館 2005)
- 『赤ちゃんに贈る絵本ガイドブック 0才から3才のために』(田中裕子著 グランまま社 2001)
- 柴村紀代「赤ちゃん絵本の今を考える」(『子どもの文化 37』 p23-28 子どもの文化研究所 2005.1)
-
中村柾子「赤ちゃん絵本の動向と研究課題」(『絵本bookend 絵本学会機関誌2007』 p50-53 絵本学会
2007) - 森下久美子「赤ちゃん絵本について思うこと」(『子どもの本棚 no.437』 p21-23 日本子どもの本研究会 2005.3)
- キーワード
-
- 赤ちゃん絵本
- 出版
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 児童
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000127673