レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年12月02日
- 登録日時
- 2008/12/03 10:25
- 更新日時
- 2008/12/03 10:25
- 管理番号
- 都留大-0002
- 質問
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解決
江川太郎左衛門(えがわたろうざえもん)が天保10年に都留(谷村)を治めていたか?
- 回答
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『江戸幕府代官履歴辞典』西沢淳男編 岩田書院 p99 に江川太郎左衛門英龍 が天保9~11年迄甲斐谷村預 との記載あり。
天保10年はこの期間に該当する。
また、『都留市史 通史編』p204にも関連事項の記載あり。
『江川坦庵全集』 戸羽山瀚編著 巌南堂書店 1972 に江川坦庵年譜あり。こちらも確認した。
山梨県立図書館から『山梨県史 通史編4 近世2』 山梨県 2007.3 に「天保騒動」について記載ありとのコメントをいただいた。資料を確認したところ、この中に「江川龍英の動向」「江川英龍の都留郡支配」などが記載されてういた。
- 回答プロセス
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江川太郎左衛門について『日本近世人名辞典』『國史大辞典』『日本史大事典』など確認。
江川太郎左衛門は伊豆韮山に住む江戸幕府の世襲代官であり、太郎左衛門は江川家歴代当主の通称である。
このため、天保10年(1839年に当主であったのは36代英竜(英龍)である。(字は九淵、坦庵と号した)
上記事典類には天保9年に甲斐の幕領を所管地として加えたことについては記載はあるが、何年まで治めていたか については記載なし。
『江戸幕府代官履歴辞典』 には天保9~11年迄との記載あり。
『江川坦庵全集』には江川坦庵年譜あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 8版)
- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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『江戸幕府代官履歴辞典』 西沢淳男編 岩田書院 2001
- 『都留市史 通史編』『都留市史 資料編 近世Ⅱ』 都留市史編纂委員会編 都留市
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『江川坦庵全集』 戸羽山瀚編著 巌南堂書店 1972
- 『山梨県史 通史編4 近世2』 山梨県編集発行 2007.3
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『江戸幕府代官履歴辞典』 西沢淳男編 岩田書院 2001
- キーワード
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- 江川太郎左衛門英龍
- 江川坦庵
- 江川英龍
- 代官
- 照会先
- 寄与者
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- 山梨県立図書館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000049461