レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年11月3日
- 登録日時
- 2014/12/14 21:22
- 更新日時
- 2014/12/17 21:33
- 管理番号
- 日常レファ 20141103
- 質問
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解決
公共図書館にマルチメディアデイジー教科書を置くことはできないのか。
- 回答
-
できない。
公共図書館ができることは、次の2点。
1.教科書以外のマルチメディアデイジーを蔵書に加える
2.マルチメディアデイジー教科書は申請すれば提供されることを必要とする児童生徒に伝える
マルチメディアデイジー教科書の申請は、
それを必要とする本人と本人に代わって保護者、担任、通級指導担当、校長、教育委員会、支援者が行える。
学校図書館はもちろん公共図書館が情報提供をして、支援する機関として申請を手伝うことは可能。
日本障害者リハビリテーション協会に以下を確認した。
マルチメディアデイジー教科書を貸出することはできないが、
学校に提供者がいれば、図書館は日本障害者リハビリテーション協会の代わりに 配布・管理 ができる。
( 「情報サービスとユニバーサル・デザイン マルチメディアDAISY を活用した電子教科書」の
「5.2 マルチメディアDAISY教科書提供方法」参照のこと)
問い合わせ先は (公財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター DAISY担当
- 回答プロセス
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読むことに困難をかかえる子のために マルチメディアデイジ―図書がある。
マルチメデイアデイジー教科書も様々な団体の方々が連携して制作し、日本障害者リハビリテーション協会を通じて提供されている。
研修会等で紹介しているが、公共図書館としての提供ができないのかという質問を受けた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375)
- 社会福祉 (369)
- 社会保障 (364)
- 参考資料
- キーワード
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- マルチメデイアデイジー
- マルチメディアデイジー教科書
- 教科書
- 学習障害
- 識字障害
- ディスレクシア
- 寄与者
- 備考
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先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース>学校図書館の日常>レファレンス
読むことに困難をかかえる子のための教科書
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000164576