レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/02
- 登録日時
- 2012/07/20 02:01
- 更新日時
- 2012/12/19 17:22
- 管理番号
- 滋2011-1700
- 質問
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解決
建部大社石燈籠の概要を知りたい。
- 回答
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建部大社は大津市神領一丁目にあります。『大津の文化財』によりますと、概要は「建部大社本殿向かって右側に所在する花崗岩製六角形の石燈籠。基礎は側面に格狭間(こうざま)を彫り、竿(さお)は円筒形で、中帯(ちゅうたい)の上下に「文永七年(一二七〇)庚午五月七日造立之」の刻銘がある。中台は単蓮華文の仰蓮を彫り、火袋(ひぶくろ)は正面と背面を火口とし、正面の左右面は丸窓、残りの二面は無地とする。笠は降棟(くだりむね)を浅く彫りだし、一石から造られた宝珠(ほうじゅ)と受花(うけばな)は後補のものである。意匠は簡潔で、総体にやや無骨、大らかにつくられた鎌倉時代後期の石燈籠である。」とあります。また同資料によりますと、総高219.0cm。国の重要文化財(昭和37年6月21日指定)です。カラー写真あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 石彫 (714 8版)
- 参考資料
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- 1 大津の文化財 大津市教育委員会∥編集 大津市教育委員会 1998年 SB-7011- 98 p.282
- 2 近江文化財全集 上巻 近江史跡会∥編集 近江史跡会 1974年 SB-7000-1 p.154
- キーワード
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- 建部大社
- 重要文化財
- 石造品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108972