レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年08月28日
- 登録日時
- 2016/08/29 11:45
- 更新日時
- 2017/07/17 15:17
- 管理番号
- 長野市立長野-16-015
- 質問
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解決
小学校3年生の教科書に「里山は、未来の風景」という今森光彦さんの文章が掲載されている。
その中で「木は、およそ二十年ごとに切られます。」という文があった。どうして20年ごとに切るのか理由が書いてある子ども向けの本がないか。
- 回答
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以下参考文献を中心にご紹介しました。
- 回答プロセス
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「木は、およそ二十年ごとに切られます。」という一文だけでは概要がわからないので、当館にて教科書を確認してみたところ、
光村図書の「小学校国語3年上」に
「里山は、未来の風景」今村光彦
の掲載があった。
文章を確認したところ、里山の雑木林について書かれている箇所で該当の「木は、およそ二十年ごとに切られます。」という一文があった。
「雑木林」や「里山は、未来の風景」の著者今村光彦さんの著書などで児童書を中心に探す。
児童書には、雑木林についての細かい説明などが書いてある本がなかなか見つけられなかったので、
一般書で大人が説明するときに参考にしやすそうな本もいくつか紹介する。
また、インターネットにて「雑木林 20年」で検索したところ、児童向けではないが雑木林の管理に関してのページがいくつかヒットする。
「市報きよせ 平成25年1月1日号 4・5面 雑木林を生かす萌芽更新 次世代へ残す宝物「みどり」」
https://www.city.kiyose.lg.jp/ct/other000009300/250101-45-2.pdf <最終確認日:2017年5月12日>
「かみいぐさ雑木みちproject まちづくり上井草」
http://kami-igusa.jp/zoukimichi02.html <最終確認日:2017年5月12日>
- 事前調査事項
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学校の図書室には見当たらなかった。
- NDC
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- 林業 (650)
- 参考資料
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- 『図説-木のすべて 4 森ができるまで』小沢 普照/監修 大日本図書 1993.03 <65ス4> , ISBN 4-477-00979-8
- 『自然の中の人間シリーズ 森と人間編 9 良い木を育てる』農山漁村文化協会 1989.03 <65シ> , ISBN 4-540-89029-8
- 『里山いきもの図鑑』今森 光彦/写真・文・切り絵 童心社 2008.07 <65イ> , ISBN 978-4-494-01939-7
- 『再生の雑木林から』中川 重年/著 創森社 1996.08 <650ナ> , ISBN 4-88340-027-1 (一般書 p39-65「第2章 雑木林の成り立ちと生態系」)
- 『雑木林をつくる 改訂新版』倉本 宣/編著 百水社 1998.06 <650ソ> , ISBN 4-7952-6492-9 (一般書 p6-7 「雑木林のさまざまなサイクル」のイラストあり p92-136 「雑木林とのつきあい 21のキーワード」)
- 『里山の雑木林』全国林業改良普及協会/編 全国林業改良普及協会 2000.5 当館所蔵なし(伊那市立伊那図書館から相互貸借) , ISBN 4-88138-073-7 (一般書 p20-21「伐採して再生するしくみ」p23「手入れされない雑木林」p37-50「雑木林の手入れ」 など、雑木林についてわかりやすくまとめてある)
- 『現代雑木林事典』全国雑木林会議/編 百水社 2001.09 <650ケ> , ISBN 4-7952-6495-3 (p150-151「雑木林」)
- キーワード
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- 雑木林
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000196445