レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/13
- 登録日時
- 2019/03/27 00:30
- 更新日時
- 2019/03/27 15:46
- 管理番号
- 茨城-2018-167
- 質問
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解決
(1) 国営ひたち海浜公園にかかる環境影響評価書(環境アセスメント)はあるか。
(2) 環境アセスメントについて聞きたい場合は,茨城県庁のどこの課に聞けばいいのか。
- 回答
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(1)
当館の所蔵資料では,国営ひたち海浜公園にかかる環境影響評価書はありませんでした。
『国土交通省関東地方整備局国営常陸海浜公園工事事務所20周年記念誌』を確認しましたが,環境影響評価に関する記述はありませんでした。
昭和52年3月発行の『茨城生物 NO.5』p.1に「環境影響評価をぜひ」(大和田健児著)という文章があり,「環境影響アセスメントはいますぐにでも実施されねばならないと深く感じます。」との記述があることから,この時点では環境影響評価が行われていなかったことがわかります。
また,『環境影響評価マニュアル 実施へのアプローチ』も同時期(昭和52年3月)に発行されています。
なお,現在の「茨城県環境影響評価条例」(平成11年3月19日条例第7号)付則の経過措置より,従前の規程は「茨城県環境影響評価要綱」(昭和58年4月1日茨城県告示第591号)とあります。
※ここまで説明したところで,質問者が「要綱制定前でないのかもしれない」と満足された。
(2)
『茨城県職員録』の「業務主管課索引」からみますと,環境基本計画や環境マネジメントシステムを担当しているのは「環境政策課」になります。
- 回答プロセス
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(1) 環境影響評価でヒットした郷土資料を確認
→昭和52年未実施,昭和58年4月要綱制定
(2) 茨城県立歴史館の資料を検索→×
(3) 海浜公園工事事務所の記念誌を確認
→昭和54年事業採択,昭和55年調査事務所→昭和57年工事事務所,昭和58年2月「国営常陸海浜公園基本計画」決定
(4) 担当課については,『茨城県職員録』の「業務主管課索引」より環境政策課を紹介。
- 事前調査事項
- NDC
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- 環境工学.公害 (519 9版)
- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 参考資料
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- 茨城生物NO.5茨城生物の会/編茨城生物の会
- 環境影響評価マニュアル環境アセスメント研究会
- 茨城県環境影響評価条例関係例規集茨城県生活環境部環境政策課
- 茨城県環境影響評価要綱関係資料集茨城県環境局/編茨城県環境局
- 国土交通省関東地方整備局国営常陸海浜公園工事事務所20周年記念誌国営常陸海浜公園工事事務所20周年記念編集室/編集国土交通省関東地方整備局国営常陸海浜公園工事事務所
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000253962