レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年6月20日
- 登録日時
- 2015/07/22 14:51
- 更新日時
- 2015/12/21 09:25
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2015-008
- 質問
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解決
細川護貞『魚雁集 細川家に残っている手紙』(思文閣出版 1990)のP22-23に「霜女覚書」の写真があるが、もっと大きく掲載されている資料はないか。
- 回答
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『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』(NHK 2010)P65に文字が読める程度の大きさで写真が掲載されていました。
- 回答プロセス
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『国史大辞典7』P152によると自筆本は細川家蔵、『細川家記10』に写本が収められており、別本『お志も覚書』があることが分かりました。
国立国会図書館サーチで検索すると「緜考輯録」がヒット。これは「細川家記」の別名である。国立国会図書館デジタルコレクションで見ることができますが、どの部分が「霜女覚書」か同定できません。また写本でもあるので、利用者の求めているものとは異なると考えられます。
日本古典籍総合データベースで検索すると「お志も覚書」がヒットするのみ。
展覧会に出るような史料だと考えられるので、図録に掲載がないかと考え、「霜女覚書」と「展覧会」でインターネットで検索しました。「細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション」という展覧会で出品されていたことが判明。同展の図録の所蔵館から取寄せ確認すると、同じものと思われる写真が掲載されていました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術史.美術史 (702 9版)
- 参考資料
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- 『細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション』東京国立博物館〔ほか〕/編 NHK 2010
- キーワード
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- 霜女覚書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177567