レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/9/13
- 登録日時
- 2008/10/04 02:11
- 更新日時
- 2011/12/01 16:55
- 管理番号
- 京資-051
- 質問
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解決
知恩院の阿弥陀経曼陀羅について、呼び名が「阿弥陀経曼陀羅図」と「阿弥陀浄土曼陀羅図」と二通りあるのはなぜか知りたい。
- 回答
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『知恩院の仏教美術』の「阿弥陀経曼陀羅図」の解説に、「阿弥陀浄土図の一変種」と記載されている。また、『仏教美術事典』の「阿弥陀経曼陀羅図(知恩院蔵)」の項目に、「伝来の呼称は阿弥陀経曼陀羅で・・・図像的には鎌倉時代の阿弥陀浄土図としては少数派の作例」と記載されている。
- 回答プロセス
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1.『国宝・重要文化財大全』を調べたところ、「阿弥陀浄土曼陀羅図」と「阿弥陀経曼陀羅図」の両方が記載されていた。
2.『日本古寺美術全集 21』を調べたところ、「阿弥陀経曼陀羅図」の解説に、「阿弥陀浄土図のみを描く」と記載されていた。
3.『知恩院の仏教美術』を調べたところ、「阿弥陀経曼陀羅図」の解説に、「阿弥陀浄土図の一変種」と記載されていた。
4.『仏教美術事典』を調べたところ、「阿弥陀経曼陀羅」と「阿弥陀浄土図」について解説されていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術史.美術史 (702 9版)
- 参考資料
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- 『国宝・重要文化財大全』 文化庁監修 毎日新聞社 1997-2000 3冊 (当館請求記号E/709.1/Ma31)
- 『日本古寺美術全集 21』 集英社編刊 1982 147p (当館請求記号E/702.09/N71/21)
- 『知恩院の仏教美術』 京都国立博物館編 知恩院 1990 101p (当館請求記号K141/702.17/C47)
- 『仏教美術事典』 中村元監修 東京書籍 2002 1035p (当館請求記号702.09/B87)
- キーワード
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- 阿弥陀経曼陀羅
- 阿弥陀浄土図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000047790