レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/07/21
- 登録日時
- 2014/07/11 00:30
- 更新日時
- 2014/07/15 13:02
- 管理番号
- 所沢富岡-2014-002
- 質問
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解決
お茶は、いつ頃が一番飲まれていたか知りたい。
- 回答
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緑茶の国内生産量と消費量の推移を見ると、昭和50年が多いようです。
以下の資料に掲載があります。
〇『日本茶のすべてがわかる本』 日本茶検定委員会/監修 日本茶インストラクター協会 2008年
〇『茶大百科 1』 農山漁村文化協会/編 農山漁村文化協会 2008年
〇『地域食材大百科』 第12巻 農山漁村文化協会 2013年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『日本茶のすべてがわかる本』 日本茶検定委員会/監修 日本茶インストラクター協会 2008年
p113 「お茶の消費量」の項目あり。「昭和50年(1975)の約11万tをピークに減少していましたがー(以下略)」と記述あり。
p114 「緑茶の国内生産量・輸出入量・消費量の推移」の表あり。国内生産量が一番多いのは、昭和50年(1975)の105446(t)、1人あたりの消費量が一番多いのは、昭和50年(1975)の1002g。
p115 「緑茶の家計内購入量の推移」の表あり。昭和50年の数値なし。
〇『茶大百科 1 』 農山漁村文化協会/編 農山漁村文化協会 2008年
p299 「2 消費動向と消費量」の項目あり。「消費動向を茶類に限って見ると、昭和40年(1965)の購入は1世帯当たり緑茶が2133g、-(中略)ー昭和50年(1975)には緑茶は1918g、-(中略)昭和60年(1985)には緑茶が1406g、-(中略)平成に入って緑茶の購入量は1200g前後で推移していたが、ペット緑茶が大幅に伸びた平成13年(2001)以降緑茶の購入は減少、平成16年(2004)には1077gとなっている。」と記述あり。
p303 「茶種別生産量の推移」の表に、昭和18年(1943)~平成18年(2006)までの生産量あり。生産量が一番多いのは、昭和50年(1975)の105359(t)。
〇『地域食材大百科』 第12巻 農山漁村文化協会 2013年
p85 「消費の動向」の項目あり。「日本国内の1人当たりの緑茶の年間消費量は、1955(昭和30)年頃から増加し、1975(昭和50)年には1kgに達したが、その後は減少に転じ、2010年には700gを下回った。」と記述あり。
△『農林水産統計 平成24年版』 農林水産省 2013年
p227 緑茶の消費量の推移(過去5年分)あり。『家計調査年報』の人口5万人以上の都市の2人以上の世帯の1世帯当たり購入数の数値。同書の年度を遡れば、消費量の数値は確認できる。
×『お茶の大研究』 大森正司/監修 PHP研究所 2005年
- 事前調査事項
- NDC
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- 農産物製造.加工 (619 9版)
- 参考資料
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- 日本茶のすべてがわかる本 日本茶検定委員会/監修 日本茶インストラクター協会 2008.11 619.8 978-4-540-08187-3
- 茶大百科 1 農山漁村文化協会/編 農山漁村文化協会 2008.3 617.4 978-4-540-07141-6
- 地域食材大百科 第12巻 農山漁村文化協会 2013.10 498.5 978-4-540-11214-0
- キーワード
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- お茶
- 緑茶
- 日本茶
- 茶
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000155888