レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/9/21
- 登録日時
- 2019/03/21 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M18101011490512
- 質問
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子ども向けにカッパドキアの地下都市について、分かりやすく紹介しているものがないか。都市の全体的な様子が分かるものがよい。
- 回答
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①『地下につくられた町・カッパドキア』では、カッパドキアのデリンクユの町と、カイマックルの町の地下都市へ実際に入って探索をした様子が写真で詳しく紹介されている。カッパドキアで出版されているガイドブックに載っている略図を参考に描かれた「地下都市の断面図」で、たくさんの部屋とそれを結ぶ地下道がはりめぐらされた様子も分かる。
②『パノラマふしぎ探検図鑑』は、ページをめくると迫力の写真やイラストが広がるパノラマ図鑑になっている。カッパドキアについて「今から8000年以上も前から人が住み、4000年ほど前には古代青銅器文明がさかえていました。2000年ほど前からは、強大なローマ帝国に追われたキリスト教徒たちが岩の家や地下都市にかくれ住み、岩山に洞窟教会をつくって神に祈りをささげたといわれています。その後イスラム教徒との対立も起きて、地下都市や洞窟教会は、さらに発達したと考えられています。」と解説があり、カッパドキアの「地下都市デリンクユ付近の復元想像図」が見開き3ページを使って紹介されている。また、日本で見られるカッパドキアと同じような地層の場所を「日本のカッパドキア」として、写真で取り上げている。
③『世界遺産ふしぎ探検大図鑑』では「カッパドキア地方には、古くからキリスト教徒たちが住んでいた。ところが今から1300年ほど前になってイスラム教徒が侵入してくると、殺されるのをおそれて地下都市をほって、かくれ住んだ。深さは50~60mにもおよび、約6000人の人たちが生活しているところもあった。」と記載があり、カッパドキアの「地下都市のしくみ」として地下都市の断面図が「現地取材をもとにわかりやすくかいた模式図」で紹介され、イラストや写真で分かりやすく解説されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術政策.文化財 (709 9版)
- 参考資料
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①大村次郷『地下につくられた町・カッパドキア』 福音館書店,1990,40p.
②成美堂出版編集部『パノラマふしぎ探検図鑑』 成美堂出版,2013,164p. 参照はp.112-119.
③『世界遺産ふしぎ探検大図鑑』 小学館,2003,275p. 参照はp.112-115.
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①大村次郷『地下につくられた町・カッパドキア』 福音館書店,1990,40p.
- キーワード
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- カッパドキア
- 世界遺産
- トルコ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018101011432290512
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000253387