レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年8月10日
- 登録日時
- 2013/10/24 11:32
- 更新日時
- 2014/02/19 11:13
- 管理番号
- 相市-H25-004
- 質問
-
解決
相模原市の福祉タクシー利用助成が始まった経緯について書かれている資料を探している。
- 回答
-
下記の資料から、相模原市議会 昭和56年6月定例会及び昭和57年9月定例会において、
障害者のための福祉タクシー制度の創設について一般質問が出されていることがわかった。
『相模原市議会会議録1 [合本] 昭和56年』 相模原市議会事務局 1981 〔K1-31・s02529071〕
『相模原市議会会議録 (2) [合本〕 昭和57年』 相模原市議会事務局 1982 〔K1-31・s02529105〕
- 回答プロセス
-
橋本図書館からの調査依頼を受け、郷土資料の書架をブラウジングし、相模原市の行政・議会、福祉関係の資料
(分類K1-31、K1-36)を確認することとした。
昭和58年度から予算化されたため、前年の議会に情報があるかと思い、下記の資料を当たってみた。
『相模原市議会会議録 (2) [合本〕 昭和57年』 相模原市議会事務局 1982 〔K1-31・s02529105〕
→9月定例会会議録 第5号 昭和57年9月25日 日程1 一般質問 に「障害者のための福祉タクシー制度
の創設と福祉バスの充実について」とあり(p.2~)、その中で昭和56年6月議会でも質問したとある。
そこで、昭和56年の会議録を確認することとした。
『相模原市議会会議録1 [合本] 昭和56年』 相模原市議会事務局 1981 〔K1-31・s02529071〕
→6月定例会会議録 第5号 昭和56年6月26日 日程1 一般質問 の中に「・・・障害者対策、特に福祉
タクシー制度の創設と福祉バス制度の充実について伺います。」とあり(p.2)。
次に、助成開始当時の広報さがみはらに関連する記事が載っているか確認した。
『広報さがみはら 縮刷版 第4集 昭和56年7月~昭和60年9月』 相模原市 1985
〔K1-31・s04141404〕
→p.289 昭和58年2月15日号1面 「相模原市は、昭和57年と58年の2年間、国から障害者福祉都市
として指定を受けました」との記載あり。
→p.317 昭和58年4月1日号3面 「在宅の重度障害者などにタクシー料金の一部を助成」の記事あり。
本文に「市では、今年度から、市内に在住の心身に重い障害を持っている方々の福祉の増進と、
社会参加を進めるための施策としてタクシーを使用されたときに、料金の一部を助成します。」とあり、
助成対象者の条件等が書かれている。
- 事前調査事項
-
市内の橋本図書館にて次の資料を紹介したが、始まった経緯のわかる資料は見つからず。
『相模原市政の概要 昭和58年度』 相模原市議会事務局 1983 〔K1-31・s02638807〕
p.102 左側上から5行目に「福祉タクシー利用助成」の項あり。(説明は4行分。58年度は
810万円を予算化したことが書かれているが、経緯の記載なし。)
『相模原市政の概要 昭和59年度』 相模原市議会事務局 1984 〔K1-31・s02421741〕
p.100 右側上から16行目に85年度の状況の項あり。
- NDC
-
- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 参考資料
-
- 『相模原市議会会議録1 [合本] 昭和56年』 相模原市議会事務局 1981 〔K1-31・s02529071〕
- 『相模原市議会会議録 (2) [合本〕 昭和57年』 相模原市議会事務局 1982 〔K1-31・s02529105〕
- キーワード
-
- 福祉タクシー
- 助成
- 相模原市
- 照会先
-
- 市障害福祉サービス課へ問い合わせたが、福祉タクシー利用助成が始まった経緯についてはわからないとの回答があった。
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000139430