レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/03/12
- 登録日時
- 2005/05/27 02:11
- 更新日時
- 2009/06/17 18:14
- 管理番号
- 埼久-2004-108
- 質問
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解決
①薬草イヌトウキ(別名ヒュウガトウキ)と「トウキ」は同じものか。②薬効を知りたい。
- 回答
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①『日本の野生植物 草本2 離弁花類』等によると、イヌトウキ、ヒュウガトウキ、トウキは3種ともシシウド属だが、同一の植物ではない。
②トウキは昔から薬効が知られており、『原色牧野和漢薬草大図鑑』等に薬効が記載されている。ヒュウガトウキ、イヌトウキは現在「日本山人参」などの名称で生薬・健康食品として販売されており、『健康・栄養食品事典』『週刊新潮 2001.6.28』、およびインターネット上に薬効の情報がある。
- 回答プロセス
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トウキについては、『野草大図鑑』『生薬学 改訂第4版』『家庭で使える薬用植物大事典』『世界薬用植物百科事典』『和漢薬百科図鑑 Ⅰ』等で確認できた。
ヒュウガトウキ、イヌトウキの薬効は植物・医薬関係資料では確認できず、インターネットの検索から健康食品として販売されている情報があったので、健康・サプリメント関連資料にあたった。
《NDL-OPAC(雑索)》も検索したが、学術的な文献は見あたらなかった。
- 事前調査事項
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調査済資料:「改訂増補牧野新日本植物図鑑」「和漢薬百科図鑑」
- NDC
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- 被子植物 (479 9版)
- 薬学 (499 9版)
- 参考資料
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- 『日本の野生植物 草本2 離弁花類』(佐竹義輔 平凡社 1982)
- 『原色牧野和漢薬草大図鑑』(和田浩志 北隆社 2002)
- 『健康・栄養食品事典 機能性食品・特定保健用食品2004-2005改訂新版』(漢方医薬新聞編集部 東洋医学舎 2004)
- 『週刊新潮 2001.6.28』
- キーワード
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- 薬草
- イヌトウキ
- ヒュウガトウキ
- トウキ
- 植物-被子植物
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000021903