レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/06/03
- 登録日時
- 2007/09/21 02:11
- 更新日時
- 2009/06/05 10:00
- 管理番号
- 埼久-2007-021
- 質問
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解決
病院での輸液ポンプに関する事故の新聞記事を入手したい。①~③の記事のコピーを入手したい。地方版か、何面かなどの情報はなし。
①「南日本新聞 2002/11/15」 看護師がポンプ流量設定を確認せずに、不整脈剤を医師の指示した16倍の流量で注入。この薬剤の投与前に別の薬剤を点滴しており、看護師がその流用設定のまま投与したらしい。
②「朝日新聞 2002/08/22」 輸液ポンプを一時停止後再開。点滴スタンドの位置を動かしたため2つの薬剤のセットが交差していたのに気付かず、ミリスロールと輸液の値を逆に入力してしまった
③「朝日新聞 2002/08/21」 3台のポンプを一時停止させ、担当看護師ら4人が血管に点滴針を挿入。再び輸液ポンプを作動させた。5分後、強心剤の流量設定が通常の160倍になっていたのを見つけ停止。
- 回答
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埼玉県立図書館でコピーできる記事は②だけである。『朝日新聞 2002/08/22 朝刊35面』「前橋赤十字病院」の記事が該当する。
①は南日本新聞を所蔵する鹿児島県立図書館へ記事の確認を依頼し、2002/11/15に「済生会川内病院」の記事が事件・事項欄(いわゆる三面記事)にあるとわかった。
③は当日の朝日新聞を確認したが、見あたらず。
- 回答プロセス
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埼玉県立図書館でコピーできる記事は②だけだった。
『朝日新聞 2002/08/22 朝刊35面』の前橋赤十字病院の記事が該当する。埼玉県立図書館で朝日新聞縮刷版の複写が可能である。
①は南日本新聞を所蔵する鹿児島県立図書館へ記事の確認を依頼し、2002/11/15に「済生会川内病院」の記事が事件・事項欄(いわゆる三面記事)にあった。所定の手続きで郵送複写ができる。
質問者には鹿児島県立図書館のWebサイト(http://www.pref.kagoshima.jp/kentosho/index.html)を紹介する。
③は8/21の朝日新聞を確認したが、見あたらず。
内容が8/22の35面の記事と同じようなので地方版の確認を群馬県立図書館へ依頼する。8/21には見あたらないとの回答をいただく。
調査を進めるにあたって以下の医療過誤報道のサイトがあり。あわせて紹介する。
《Google》を〈医療過誤報道〉で検索すると「医者にメス医療関連報道インデックス(News Index)」
(http://www4.airnet.ne.jp/abe/news/index.html 2007/06/03最終確認)
- 事前調査事項
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情報源は利用者持参のスライド資料のみ。全て質問欄に転記。
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 臨床医学.診断.治療 (492 9版)
- ジャーナリズム.新聞 (070 9版)
- 参考資料
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- 『朝日新聞 2002/08/22 朝刊35面』
- キーワード
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- 新聞-報道
- 医療過誤
- 医療機械-輸液ポンプ
- 照会先
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- 群馬県立図書館
- 鹿児島県立図書館
- 寄与者
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- 群馬県立図書館
- 鹿児島県立図書館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000037654