レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/03/25
- 登録日時
- 2009/05/09 02:12
- 更新日時
- 2010/03/24 16:40
- 管理番号
- 埼久-2008-076
- 質問
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解決
歯周病の一番多い県を知りたい。
- 回答
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『平成17年 患者調査(都道府県・二次医療圏編) 下』(厚生労働省大臣官房統情報部 厚生統計協会 2007)
p362から「第17表 受療率(人口10万対)」となっており、「国際疾病分類表ICD-10 K05 歯肉炎および歯周疾患」の項目があり。
全国編と都道府県別の受療率が列記されている。ただしランキングがされているわけではない。p362-393を見て各県別の数値を比較する必要があり。
本書にはこの他、p78-「第2表 推計外来患者数」の統計もあり、参考になる。
上記文献は3年に一度刊行される資料の最新版。
Web情報
上記の冊子体に掲載されている統計表のほか、冊子体未掲載の統計表が以下の《厚生労働省》Webサイトで公表されている。
《厚生労働省統計表データベースシステム》
このページの「統計調査一覧」から「患者調査」を選ぶと、平成17年度の統計結果が検索できる。その中の「閲覧第131表(その2) 総患者数(患者住所地)、性・年齢階級×傷病分類×都道府県別」が北海道から群馬、同じく「閲覧第131表(その3)」が埼玉から長野などとなっており、以下都道府県別に数値が掲出されている。
念のため、「統計調査一覧」の「概況検索」から「患者調査」中の「平成17年患者調査の概況」もあわせて確認をすすめる。
(http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/IPPAN/ippan/scm_o_NinshouNyuuryoku 2009/03/25最終確認)
- 回答プロセス
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歯周病の定義と分類から確認する。
『疾病、傷害および死因統計分類提要 ICD-10(2003年版)準拠 第2巻』
(厚生労働省大臣官房統情報部 厚生統計協会 2006)
が内容例示表となっており、「国際疾病分類表ICD-10 第11章 消化器系の疾患」の「K05 歯肉炎および歯周疾患」に該当する。
該当記述のあった資料
『国民生活基礎調査 4 都道府県編 健康 平成10年』(厚生統計協会 2003)
p106-125 「13表 有訴者数「歯ぐきのはれ・出血」 総傷病者数
p132-178 「14表 総症状数「歯ぐきのはれ・出血」 総数
p200-219 「17表 通院者数「歯肉炎・歯周疾患」 総数
それぞれ全国・各県別に総数・男女別数があるが、順位はついていないので、比較する必要があり。
該当記述のなかった資料
『平成18年 医師・歯科医師・薬剤師調査』(厚生労働省大臣官房統情報部 厚生統計協会 2008)
p222-283が歯科医師の統計となっており、都道府県別の歯科医師数が病院・施設別にわかるが、受療者・患者数についての統計はなし。
『平成18年 医療施設調査(動態報告)病院報告 (都道府県編) 下』(厚生労働省大臣官房統情報部 厚生統計協会 2008)
p32「第3表 歯科診療所数 年次・都道府県別」(昭和62-平成17年 3年次ごと)
p138「第19表 歯科診療所数」(平成18(2006)年10月1日)
などの統計はあるが、受療者や患者数がわかる数値はなし。
追記:《厚生労働省統計表データベースシステム》は2009年中に運用を終了した。
あらためて検索すると《厚生労働省》のWebサイトから、統計調査結果>厚生労働統計一覧>患者調査のページを見られるようである。
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/10-20.html 2010/03/24最終確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 9版)
- 統計 (350 9版)
- 参考資料
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- 『平成17年 患者調査(都道府県・二次医療圏編) 下』(厚生労働省大臣官房統情報部 厚生統計協会 2007)
- キーワード
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- 統計-疾病-日本
- 歯周病-歯科
- 歯周疾患
- 患者-調査
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000054604