レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/02/07
- 登録日時
- 2012/11/30 14:45
- 更新日時
- 2012/12/27 14:39
- 管理番号
- 埼浦-2012-067
- 質問
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解決
迷惑防止条例について載っている資料および市民側から行政に条例設定を求める際にはどのような方法があるのかを知りたい。
- 回答
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迷惑防止条例について書かれていた下記の資料を紹介した。
『住民運動必勝マニュアル』(岩田薫 光文社 2005)
『治安政策としての「安全・安心まちづくり」』(清水雅彦 社会評論社 2007)
- 回答プロセス
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NDC分類〈318.8〉の資料を調査する。
『住民運動必勝マニュアル』(岩田薫 光文社 2005)
p19-58 「1章 迷惑住民・迷惑集団と闘う法」に事例あり
『日本にデモクラシーを』(かもがわ出版 1993)
p65-109「市民立法権の可能性をさぐる」の項:市民側から行政に条例制定を求める方法と
実施例あり。
『市民立法総覧 直接請求編』(自治立法研究会編 公人社 2003)
条例の制定や改廃に係る住民による直接請求の手続きと可決された条例の具体例が出ている。迷惑防止条例の具体例はなし。
『治安政策としての「安全・安心まちづくり」』(清水雅彦 社会評論社 2007)
p115-190「自治体における生活安全条例と治安政策の実例」の項に「生活安全条例」の具体例あり。
『生活安全条例とは何か』(「生活安全条例」研究会編 2005)
巻末に「生活安全条例の構成(都道府県)」あり。p123 2004年8月現在各都道府県における「生活安全除例」の内容を一覧できる。「資料 生活安全条例」に 「生活安全条例」の事例あり。
『安全・安心まちづくりハンドブック 防犯まちづくり実践手法編』(安全・安心まちづくり研究会編 ぎょうせい 2001)
p118-127「神戸市 全市的に取り組む安全で安心なまちづくり」の項に、「神戸市民の安全の推進に関する条例」有り。
『防犯まちづくり 子ども・住まい・地域を守る』(山本俊哉著 ぎょうせい 2005)
p174-176「生活安全条例」に関する記述あり。
調査済み資料は以下のとおり
『リスクコミュニケーションによる地域活力・地域共生社会の創造』(神戸都市問題研究所 2006)
『町内会のすべてが解る!「疑問」「難問」100問100答』(じゃこめてい出版 2008)
『まちづくりコーディネーター』(学芸出版社 2009)
『安全・安心まちづくりハンドブック防犯まちづくり編』(ぎょうせい 1998)
『条例・規則作成の手引』(自治大臣官房文書課編 第一法規出版 1989)
『条例規則の読み方・つくり方』(上田章他著 学陽書房 2006)
『最新地方自治法講座 2 条例と規則』(ぎょうせい 2003)
雑誌記事の調査
〈迷惑防止条例〉で検索するが該当無し。
〈公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例〉では9件あり。
うち4件は2008/11/10の判例(卑猥な言動の罪)の解説。
うち3件は条例の制定について同一著者(乗本 正名)の論文。掲載紙の「警察学論集」(立花書房)「警察研究」(良書普及会)は掲載刊号が未所蔵のため確認できず。
上村 貞一「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例逐条解説 」(『ジュリスト 通号261』 p37-41 有斐閣 1962.11)
東京都で昭和37年に制定された「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例 」の逐条解説
三浦 透「時の判例 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和40年北海道条例第34号)2条の2第1項4号にいう「卑わいな言動」の意義ほか[最三小決平成20.11.10] 」(『ジュリスト 通号1433』 p114-116 有斐閣 2011.11.15)
2008/11/10の判例(卑猥な言動の罪)の解説
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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『住民運動必勝マニュアル』(岩田薫 光文社 2005)
- 『治安政策としての「安全・安心まちづくり」』(清水雅彦 社会評論社 2007)
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『住民運動必勝マニュアル』(岩田薫 光文社 2005)
- キーワード
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- 犯罪予防
- 都市計画
- 条例
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000115137