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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000071184
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2010-021
事例作成日
(Creation date)
2010/04/28登録日時
(Registration date)
2010年09月11日 02時00分更新日時
(Last update)
2010年09月21日 12時32分
質問
(Question)
白岡町大字三谷の稲荷社を今年久伊豆神社に合祀することになったが、『埼玉の神社』によると明治2年(大正2年のまちがい。明治8年に村社となる)に字三谷の稲荷社を合祀したことになっている。このときに合祀された稲荷社は、現在残っている稲荷社なのかそれとも明治2年(大正2年)の時点で小久喜字三谷にもうひとつ稲荷社があったのか知りたい。
回答
(Answer)
白岡町小久喜字三谷の2つ目の稲荷神社について、記述のある資料は見つからなかった。
回答プロセス
(Answering process)
『新編武蔵風土記稿 10』(雄山閣 1971)
p116-117に質問記述の元になった箇所あり。前後の文章が確認できる。
(江戸末期)小久喜村には本田と三谷耕地の2つの大きな小字(集落)があった。村には3つの村持ち社があった、ということで、それぞれがどこの小名にあったかは不明。明治8-9年の『武蔵国郡村誌』によると、小久喜村にあった小字は、小沼・下沼・稲入・沖山・野地・丸山・馬場・神辺・下野谷・中村・西山・相の谷・向原・土橋・三谷・里根の尾・里。『角川日本地名大辞典』の「小字一覧」による。

『新編武蔵風土記稿』は徳川幕府が編纂した地誌で文政11年(1828)に脱稿。
明治8年(1875年)、 大正2年(1913年)
『新編武蔵風土記稿』に使われる「小名」とは、「こな」と呼んで、近世集落や小字と同一、あるいはさらに細分化された地名のことをさす。村または町を小分けした名。小字。(《Wikipedia》、『広辞苑』より)

『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉編』(埼玉県神社庁神社調査団編 神社庁 1998)
大正8年に字西山の久伊豆社(現在の小久喜)に字西山の稲荷社と諏訪社、字三谷の 稲荷社を合祀した。p1439の境内図では稲荷社と諏訪社はない。また、p1438の下段の獅子舞についての説明の中で、獅子舞はもともと諏訪社に伝承されていたが大正2年の合祀によって以後、当社で行われるようになったとある。

『埼玉県宗教法人名簿 平成12年11月1日現在』(埼玉県総務部学事課  [2001])
p95と埼玉県のウェブサイト「市町村別宗教法人一覧」( http://www.pref.saitama.lg.jp/site/shukyo/shukyo-ichiran.html  埼玉県 2010年3月19日最終確認)には、白岡町の稲荷神社として千駄野、瓜田ヶ谷と荒井新田の3社が記載されている。小久喜字西山の稲荷神社はない。

『白岡町史 民俗編』(白岡町史編さん委員会編 白岡町 1990)
p224-229「表1 神社変遷一覧」 新編武蔵風土記稿、武蔵国郡村誌、神社明細帳の比較。
小久喜の稲荷社は2つあるが、ともに大正2年に合祀。
p231 「「社寺明細帳」では遷座・合祀と記してあるが、実際には別の場所に祀ってある神社も少なくない。小久喜三光地の稲荷神社のように一度本社に合祀されたものの氏子の願いにより耕地に再び祀られたものや(後略)」

『広報しらおか 2001年7月』
p11「行政区レポート No.13」に行政区「三光」の解説あり。
「以前は向原・三谷・根野尾の小字を合わせて「三耕地」と呼んでいました。文字通り純農村地帯でしたが、昭和44年の行政区発足に当たり、「耕」が「光」に変身したようです。「光」の方がスマートだからでしょうか。」

『白岡町史 通史編 下』(白岡町史編さん委員会編 白岡町 1992)
p12「表2 『武蔵国郡村誌にみる村社・平社一覧」 小久喜には平社として稲荷社2つあり。
p90「表14 神社合祀・移転一覧」 小久喜の稲荷社は2つとも大正2年に合祀。(字中村、字三谷)

『白岡町社寺堂庵書 上』(白岡町教育委員会町史編さん室編 白岡町教育委員会町史編さん室 1983)
p8-9 小久喜村の稲荷社は2つ(字中村、字三谷)

※戦前の神社については「神社明細帳」が公の記録かと思われる。
『白岡町史』等で「神社明細帳」及び「新編武蔵風土記稿」「武蔵国郡村誌」を比較・検証しているようなので、これ以上の情報を探すのは難しいと思われる。

『白岡町史資料 8 民俗』(白岡町教育委員会町史編さん室 1987)
p61-62 事例2、事例3が小久喜の屋敷神として稲荷が紹介されている。
(※屋敷神としての稲荷は、網羅的に探し出すのは困難。)

(インターネット情報)
《神社ポータルサイト 日本神社》
検索結果  白岡町の稲荷神社は3社(千駄野、瓜田ヶ谷、荒井新田)
http://www.jinja.in/  2010/05/21最終確認)

(その他調査済み資料)
『ふるさと白岡』(白岡町編 白岡町 1984)
『白岡町史資料 14 日勝村誌』(白岡町教育委員会町史編さん室 1991)
『白岡町の文化財 7 神社仏閣信仰関係総合調査報告』(白岡町教育委員会編 白岡町教育委員会 1982)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
神社.神職  (175 9版)
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
神社-埼玉県
白岡町-稲荷社-久伊豆神社
郷土資料
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000071184解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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