レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/08/31
- 登録日時
- 2011/04/03 02:00
- 更新日時
- 2011/04/05 14:25
- 管理番号
- 千県中新聞-2010-0003
- 質問
-
未解決
市原市の椎津(しいづ)という村で起きた火事について『市原市史 別巻』のp380に次のようにある。
「当時の国民新聞には全国版に「火におびえる姉崎町」という大見出しで報道された」
この新聞記事が何月何日に載ったのか知りたい。
- 回答
-
以下の資料で確認したが、日付けの特定はできなかった。
千葉県姉ヶ崎町の火事に関する記事の確認は大正11年9月のもののみ。
●本文
『都新聞』大正11年3月~7月
『東京日日新聞(地方版)』3~6月 *4月欠。千葉のものだけ確認
『東京日日新聞(全国版)』2~10月
※『大正ニュース事典 第5巻』(大正ニュース事典編纂委員会ほか編 1988)には火事等の掲載なし。他に毎日新聞の索引及びデータベースがなかったため、全国版を確認したが、見つからなかった。
●索引、データベース
『新聞集成大正編年史 大正11年度版』上・中(明治大正昭和新聞研究会 1984-1983)
『新聞集録大正史 第10巻 大正十一年』(大正出版 1978)
『朝日新聞記事総覧 大正編2』(日本図書センター 1985)
『大正の読売新聞』(読売新聞社メディア戦略局デ-タベ-ス部 2001)
※千葉県姉ヶ崎町の連続放火犯逮捕の記事あり。
1922年9月16日 「千葉県姉ヶ崎町に放火頻々 郡議宅へ放火して、十六娘足がつく」
- 回答プロセス
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『国民新聞 (千葉版)』については、該当期間の所蔵がなかった。また、千葉県資料室にも消防関係等の資料の確認を依頼したが、見つからなかった。そこで、該当期間の他の新聞を本文・索引・データベース等で確認した。
- 事前調査事項
-
●同じページ上段に、
<この霊狐も大正十一年春、心なき人々によって無残にも射ち殺されてしまった。 (中略) その約一ヶ月位後に、或る家から出火して全燃した。その後は四、五日間隔に火事が発生して、何れも全燃したが、類燃は全くなかった。 (中略) 約一ヶ月半位の間に全部焼けてしまった。>
とあるように、大正十一年春から約一ヶ月半位の間の出来事であることはわかったが、新聞記事の日付が特定できなかった
- NDC
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- ジャーナリズム.新聞 (070 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 大正
- 新聞記事
- 国民新聞
- 火事
- 千葉県-市原市-椎津
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000084270