レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年7月13日
- 登録日時
- 2011/07/18 19:14
- 更新日時
- 2016/05/16 11:43
- 管理番号
- 日進11S-7
- 質問
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解決
日本も観光国として外国の人々が多数来日しているが都道府県別で外国人の宿泊者が一番多いのは何処か。またその延べ人数はどれくらいか。
- 回答
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東京都が一番多い。
『観光白書』によると平成21年度の外国人宿泊者は延べ6,251,040人(625万人)。
『地域ハンドブック』によると平成19年度は7,860,570人、平成20年度は7,349,260人、平成21年度は6,377,700人。
どちらのデータも観光庁の「宿泊旅行統計調査」による。観光庁のHPで公開されている。
- 回答プロセス
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日本のデータの統計に関する資料、観光に関する白書を調べる。
『観光白書』(68/12)p33には図Ⅱ-1-2-3「都道府県別外国人延べ宿泊者数」あり。p137資料の表14には「都道府県別延べ宿泊数・外国人延べ宿泊者数・定員稼働率・客室稼働率」の記載あり。
『観光白書』(68/12)と『地域ハンドブック』(35/87)のデータでは誤差があった為、両データの基となっている観光庁の「宿泊旅行統計調査」を観光庁ホームページhttp://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html(最終確認2011/07/20)で確認する。
該当データは3ヶ月ごとに統計報告がまとめてあった為、これを1年分にまとめるにあたり生じた誤差と推測される。
- 事前調査事項
- NDC
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- 観光事業 (689 7版)
- 統計 (350 7版)
- 参考資料
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- 『観光白書 平成22年度』国土交通省観光庁編/日経印刷(株)/2010/(68/12)/p137 (ZW94002784)
- 『地域ハンドブック 2011年度版』(株)日本政策投資銀行地域企画部地域振興グループ編/(株)日本政策投資銀行/2011/(35/87)/p103 (ZW94007504)
- キーワード
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- 観光
- 外国人観光客
- 宿泊者数
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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『観光白書』(68/12)平成23年版p.47に平成22年1月から12月における外国人延べ宿泊者数の記載あり。
全体で2,614万人であった。ただし、平成22年3月までは「従業員数10人以上の宿泊施設」、平成22年4月からは
「全国すべての宿泊施設」で調査しているため、以前の調査結果と直接比較できない。
なかった資料
『数字でみる日本の100年』(351/020)
『日本の統計』(35/12)
『日本国勢図会』(35/22)
『統計でみる日本』(35/83)
『旅行者動向』(688/090)
『旅行年報』(68/59)
『日本の国際観光統計』(68/63)
『JNTO国際観光白書 世界と日本の国際観光交流の動向』(68/64)
『JNTO訪日外客訪問地調査:外国人旅行者の国内訪問地デー』(68/66)
『数字でみる観光』(68/67)
『JNTO訪日外客実態調査・訪問地調査編』(68/68)
『JNTO訪日旅行誘致ハンドブック』(68/70)
『全国観光地観光客データブック』(68/71)
最新の資料を紹介する。
『観光白書 平成27年度』(68/12)
『地域ハンドブック 2016年度版』(35/87)P.103より 東京都における外国人宿泊数
2012年 7,918,960人
2013年 9,448,940人
2014年 12,521,400人
観光庁ホームページhttp://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html(最終確認2016/05/16)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000088658