レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/03/24
- 登録日時
- 2009/04/09 02:10
- 更新日時
- 2012/11/15 15:44
- 管理番号
- 日進08S-37
- 質問
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解決
「粘葉装」とは、どのような紙の綴じ方を言うのか。絵か図が見たい。
- 回答
-
料紙を半折して重ね合わせ、各紙の折目の外側を糊付けにし、それに表紙を加えたもの。その表紙の加え方は、前後を続けて1枚で包んだものや、
背のみを別紙(または絹)で包み前後各別に表紙を加えたものなどがある。
平安朝以来、帖装としては最も多く行われている装訂である。
下記の資料で写真や図を確認できる。 ※( )内は当館請求記号
●写真
『日本書誌学用語辞典』川瀬一馬著/雄松堂書店/1990/(020.3/051)p.198
●図
『日本古典籍書誌学辞典』井上宗雄[ほか]編/岩波書店/1999/(020.3/052)p.406
- 回答プロセス
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漢和辞典で「粘」をひくと、「粘葉」があり、読みはデッチョウであること、書物の装丁の一種であることがわかる。
書誌辞典で「粘葉」をひき、写真と図を確認する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 図書.書誌学 (020 7版)
- 写本.刊本.造本 (022 7版)
- 参考資料
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- 『大修館 新漢和辞典 3訂版』諸橋轍次[ほか]著/ 大修館書店/1999/(813.2/099)p.665 (AJ94251644)
- 『日本書誌学用語辞典』川瀬一馬著/雄松堂書店/1990/(020.3/051)p.198 写真あり (AJ94057002)
- 『日本古典籍書誌学辞典』井上宗雄[ほか]編/岩波書店/1999/(020.3/052)p.406 図あり (AJ94238512)
- キーワード
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- 粘葉装
- 装丁
- 帖装
- 書誌学
- 図書
- 装訂
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 司書講習生
- 登録番号
- 1000053695