レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/12/09
- 登録日時
- 2005/04/22 02:10
- 更新日時
- 2009/05/30 15:52
- 管理番号
- 埼久-2004-078
- 質問
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解決
普賢菩薩像に描かれている三化人(さんけにん)について、詳しい説明のある資料を探している。国立博物館で仏画を見た。
- 回答
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『日本国語大辞典』によれば、〈化人〉は「仏菩薩が、衆生を救うために、仮に人間の姿になってあらわれたもの。化生(けしょう)の人。」
普賢菩薩の〈三化人〉については、『日本の美術 269号』に、観普賢経の「象の頭上に三化人あり、一つは金輪を捉り、一つは摩尼珠を持し、一つは金剛杵を執る」を引用した解説があり。
- 回答プロセス
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『日本美術作品レファレンス事典 絵画編 近世以前』《MAGAZINEPLUS》等で〈普賢菩薩〉または〈普賢菩薩像〉を検索し、個々の資料にあたる。
『國華 1031号』に三化人の大判カラー図版があるが、解説なし。
〈三化人〉の解説は、『日本の美術 269号』が最も詳しい。
〈化人〉については、『望月仏教大辞典』『岩波仏教辞典』等にも解説あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術史.美術史 (702 9版)
- 仏会 (186 9版)
- 参考資料
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- 『日本国語大辞典 第2版』(小学館 2000-2002)
- 『望月仏教大辞典』(世界聖典刊行協会 1980)
- 『岩波仏教辞典』(中村元 岩波書店 1989)
- 『日本美術作品レファレンス事典 絵画編 近世以前』(日外アソシエーツ 1998)
- 『日本の美術 269号』
- 『國華 1031号』
- キーワード
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- 仏教美術
- 仏画
- 普賢菩薩
- 化人-三化人
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000021443