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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000175648
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2015-041
事例作成日
(Creation date)
2014/11/09登録日時
(Registration date)
2015年06月09日 13時22分更新日時
(Last update)
2015年10月02日 18時08分
質問
(Question)
箸の市場規模、製造・販売の業界の動向(それぞれインターネット通信販売におけるものと一般の販売のもの)が知りたい。また、外国人の箸の購入状況を知りたい。
回答
(Answer)
市場規模・業界動向について調査したところ、箸は材質や加工法によって製造業者が異なり、日本標準産業分類においてはし製造業について個別の分類を与えていないため、箸製造・小売についての国の統計は見つからなかった。
塗り箸と割り箸について回答プロセス以下の情報を提供した。
また、外国人の箸の購入状況については関連する情報は見つからなかった。
回答プロセス
(Answering process)
1 所蔵資料を調査する
『箸の文化史 世界の箸・日本の箸』(一色八郎著 御茶の水書房 1993)
 p142-143に「木の割り箸」「塗り箸」「竹箸」の主な生産地についての記述があるが、生産量や販売額等の統計的な情報はなし。
『箸 カラ-ブックス 816』(一色八郎著 保育社 1991)
 p121に1989年の割り箸の国内生産量と輸入量の表が掲載あり。(約241億膳)
 p124に熊本の竹割り箸の生産量は現在わが国最高で約2億膳、若狭の箸の生産量は年間6千万膳といわれて、全国の塗り箸の90%を占めているとあり。
『箸 ものと人間の文化史 102』(向井由紀子・橋本慶子著 法政大学出版局 2001)
 p94に割り箸の消費量について「1983年度には年間167億膳であったのが、1988年度には年間400億膳になるという急激な割箸の需要増に、国内生産が追いつかないため、その半分以上を近隣の諸外国から輸入している現状である。」とあり。
 p307に「日本で消費される割箸は年間240億膳という大きな量であり」という記述があり。
 p110に塗り箸について「若狭塗箸生産高は国内生産の90%といわれる。最盛期には1億1000万膳も生産された。」とあり。
『ワリバシ讃歌 資源ムダづかい論を切る!』(湯川順浩著 都市文化社 1990)
 p33-41に割箸生産量について林野庁の情報等を引用している。それによると、昭和62年の割箸生産量は国内生産になるものが124億膳、製品として外国から輸入したものが81億膳、合計205億膳の生産量とされている。また、主な割箸の輸入相手国についても紹介されている。

2 インターネットで調査する
《e-Stat 政府統計の総合窓口 》( http://www.e-stat.go.jp/  総務省・統計センター 2014/11/12最終確認)で箸に関する統計を探す。
《工業統計調査》( http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/result-2.html  経済産業省 2014/11/15最終確認)より平成24年確報 品目編に2008-2012年の「はし(木・竹製)」の出荷金額と産出事業者数あり。
『経済センサス-活動調査報告 平成24年 6 1 製造業に関する集計』(総務省統計局・経済産業省大臣官房調査統計グループ編 経済産業調査会 2014)p92、290、403でも同データを確認可能。
日本標準商品分類(平成2年[1990年]6月改定) の「はし」に関する分類ごとに集計された統計表は見つからなかった。また、日本標準産業分類(平成25年[2013年]10月改定)の「はし」に関する分類コードから統計を参照できるものは上記の「工業統計調査」以外に見当たらなかった。
《若狭おばまブランド認証品》( http://www1.city.obama.fukui.jp/obm/kankou/wakasamono/knowmore/sun.html  小浜市商工観光課、小浜商工会議所 2014/11/12最終確認)
「現在の生産量は約7,200万膳で日本第一位。売上高は約100億円。全国のシェアは80%です。」との情報あり。

割箸に関する記述のあるインターネット情報
《三菱UFJリサーチ&コンサルティング サーチ・ナウ》( http://www.murc.jp/thinktank/rc/column/search_now/sn140602  三菱UFJリサーチ&コンサルティング 2014/11/12最終確認)
 「「割り箸」から日本の林業を考える」に市場規模等の情報あり。
《森林・林業学習館》( http://www.shinrin-ringyou.com/topics/waribashi.php  森林・林業学習館 2014/11/12最終確認)
 「割り箸とその現状」に「輸入量・国内生産量と国内工場数の推移」のグラフあり。
《Yahoo!Japanニュース》( http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaatsuo/20130803-00026967/  Yahoo Japan 2014/11/15最終確認)
 「激変!2013年の「割り箸はもったいない?」」森林ジャーナリスト田中淳夫氏が割り箸についての現状を報告したページ。割り箸の消費量・生産量および消費量減少の要因について記述あり。
《割り箸から見た環境問題2006》( http://www.sanshiro.ne.jp/activity/07/h01/chopsticks2006.pdf  環境三四郎 2014/11/15最終確認)
著者の環境三四郎は東京大学の学生・卒業生を中心とした環境問題の解決を目指して活動する団体。割り箸について生産量・消費量などのデータを掲載している。
 p7-10に国内の割り箸生産、輸入に関する記述あり。
 p13-14に輸入量・価格について記述あり。
 p20-21に国内消費量について記述あり。

3 商用データベースを調査する
《日経テレコン》を〈箸 & 統計〉〈箸 & 市場〉〈箸 & 製造〉〈箸 & 使用〉〈箸 & 販売〉で検索する。
2009年11月11日 日本経済新聞地方経済面3ページの記事に「木曽漆器工業協同組合によると、1993年度は70億円だった生産額は2008年度は29億円まで落ち込んだ」とあり。
2012年9月29日 日本経済新聞地方経済面北陸の記事に若狭塗箸について「全国の塗り箸生産量に占めるシェア8割」「最近の売り上げは年間約100億円でほぼ横ばいだ。生産量は年約7200万膳。その約3割を占める最大手、若狭塗センターの河嶋央社長は「バブル経済のピーク時、約20年前には1億膳を超えていたはず」と振り返る。約3割が中国製に置き換わった。」とあり。
2014年10月9日 日本経済新聞地方経済面北陸の記事に上の記事と同じ若狭塗センターの箸の記事で「小浜市は塗り箸の国内生産の8割を占め、年間生産量は約7千万膳。うち同社は年2千万膳を生産する最大手。14年8月期の売上高は12億円」とあり。
〈割り箸〉で検索したところ以下の記事が見つかった。
2010年7月19日 日本経済新聞朝刊21ページの記事 吉野地域の割りばしに関する記事に、「国内の割りばし消費量は年間約230億膳で、ほとんどが中国からの安い輸入品だ。20年前に100億膳を超えていた国産品は輸入品に押され今や、5億膳程度。」「国産品の約7割を占める主産地、吉野」とあり。
2010年10月6日 日本経済新聞地方経済面北陸の記事 割りばし大手の金沢市、中本製箸についての記事の中で、「同社は国内の割りばし生産量6億膳のうち1億膳を生産するが、国内で流通する約200億膳の9割は中国製だ。」とあり。
〈外国人 & はし〉で検索したが、外国人の箸の購入状況について触れた記事はなかった。

その他調査済み資料
『業種別審査事典 1』(金融財政事情研究会編 金融財政事情研究会 2012)
『業種別審査事典 2』(金融財政事情研究会編 金融財政事情研究会 2012)
『日本マーケットシェア事典 2012年版』(矢野経済研究所 2012)
『業種別業界情報 2014年版』(中小企業動向調査会編著 経営情報出版社 2014)
『TDB業界動向 未来を創造するエグゼクティブ情報誌 2013-2』(産業調査部編集・制作 帝国データバンク 2013)
『生活用品品目別企業便覧 2006-2007』(家庭日用品新聞社 2006)€
『民間統計徹底活用ガイド』(日本能率協会総合研究所マーケティング・データ・バンク編 生活情報センター 2006)
『日本統計索引』(日本統計索引編集委員会・河島研究事務所編 日外アソシエーツ 1975)
『越前漆器 創立110周年記念誌』(越前漆器協同組合 2013)
『箸のおはなし』(江頭マサエ著 JDC 1987)
事前調査事項
(Preliminary research)
福井県小浜市が箸の生産高日本一である。質問者が、ある業者に聞いたところでは、一年間に一億膳くらい購入されている。約300億円市場とのこと。
NDC
統計  (350 9版)
製造工業  (580 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
統計
市場規模
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000175648解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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