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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000071179
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2010-016
事例作成日
(Creation date)
2010/04/17登録日時
(Registration date)
2010年09月11日 02時00分更新日時
(Last update)
2010年09月21日 12時33分
質問
(Question)
神主の墓はどのようになっているのか知りたい。住職の墓は寺の墓所にある。
回答
(Answer)
時代や宗派などによって変わるが、近世以降神主は普通の墓地に埋葬されているようである。
以下の資料を紹介する。
①『神葬祭大事典』(加藤隆久編 戎光祥出版 1997)
p8「神葬祭のあゆみ」の項あり。
p9-10「ところが奈良時代以降、葬儀式のことは主として、仏教の手に委ねられることになったため(略)特に江戸時代には、宗門改め、つまりキリスト教に対する取締の上から寺請制度ができ上がり、庶民は一定の檀那を有することになる。そして死亡の際には、その旨を檀那寺に必ず報告をして、検死を受けなければならぬという義務を持たされた。しかも葬式に関しては、一切仏式によって統一された。したがって、寺請制度から、神職といえども一般の人たちと同様、一定の檀那寺を持たなければならなかった。」

②『神葬祭総合大事典』(小野和輝監修 雄山閣 2001)
p74「四 明治以前の葬送儀礼」
平安時代以降、神社や神職が仏教との関わりをもっていく経緯が詳細に書かれている。
p75 「そのため寺請に預かった神職は、以降神葬祭を斎行するどころか、時に火葬され、寺院内に社家の墓域が設けられ、戒名(法名)すら贈られる者も現れ始めた。」
p76「結局は全国の神職が神葬祭を再興できるようになったのは、明治維新を迎えてからであった。」
p122「(明治政府が神葬祭を奨励しても)その埋葬地は従来の寺院墓地か共有墓地を使用するしかない。」
p238-372「都市部の葬儀・地方の葬儀」の章あり。具体的な葬儀についての記述があり、その中に神職の墓地についての記述も見受けられる。
(例)p266神奈川県「どこの寺でも寺墓を所有しているが、神社ではそれがない。(中略)明治以降になっても官国弊社の神官は葬儀に関与しなかったところから葬式神主はなく葬式坊主にすべてをゆだねていた。神主の家でありながら、仏式の葬儀をしてもらったり、寺墓に埋葬する例が最近まで多かった。」
回答プロセス
(Answering process)
神道関連資料NDC分類〈17〉を調査する。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
祭祀  (176 9版)
参考資料
(Reference materials)
『神葬祭大事典』(加藤隆久編 戎光祥出版 1997)
『神葬祭総合大事典』(小野和輝監修 雄山閣 2001)
キーワード
(Keywords)
葬式
神道
神官-神主
神社-日本
墓-墳墓
神葬祭
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000071179解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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