レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004.06.17
- 登録日時
- 2011/04/17 02:00
- 更新日時
- 2011/04/17 02:00
- 管理番号
- 新市図-00709
- 質問
-
未解決
江戸時代の仙崖和尚(臨済宗)が言ったという次の言葉の背景が知りたい。「子ども
しかるな 来た道だもの 年寄り笑うな 行く道だもの」
- 回答
-
仙崖和尚の言葉であるということの裏づけがとれず、言葉の背景は分からなかった。
『岩波ことわざ辞典』(時田昌瑞 岩波書店 2000)の記述を紹介した。
- 回答プロセス
-
依頼者から「老人六歌仙」が代表作と聞いたので、そちらから探してみた。「老人六歌仙」については『仏教名言辞典』(奈良康明編 東京書籍 1989)にあったが、依頼を受けた言葉についてはわからなかった。『死にとうない仙崖和尚伝』(堀和久 新人物往来社 1990)にもそれに関する記述はなかった。
『岩波ことわざ辞典』(時田昌瑞 岩波書店 2000)にあたると、その中にほぼ同じことばがあり、それによると古くからのものではなく、また永六輔氏が愛知県犬山市の掲示板で見つけた言葉で、著書の中で紹介したところから知られるようになったという説明があった。仙崖和尚とのつながりはわからなかった。
インターネットで調べてみたが、日本のさまざまな地域で古くからの言い伝えとして言われている言葉のようであった。仙崖和尚とのつながりは全くみつけられなかった。
依頼者にはわかったところまでを伝え、また『岩波ことわざ辞典』(時田昌瑞 岩波書店 2000)の中の記述を紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- ことわざ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000085162