レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年12月17日
- 登録日時
- 2011/07/08 17:05
- 更新日時
- 2011/09/05 14:20
- 管理番号
- 中央220006
- 質問
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解決
(1)鳥取県で「かにめし」「いかめし」が郷土料理として食べられているが、内容と資料名を教えてほしい。
(2)鳥取県の中でも食文化に違いがあると思われるが、どういった理由からか。
- 回答
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(1)『日本の食生活全集 31』(農山漁村文化協会/1991)
『伝承写真館日本の食文化 9』(農山漁村文化協会/2006)
『郷の味ごよみ 山陰の郷土料理』( 山本富子 著/今井書店/1996)
(2)(1)で紹介した図書によると、鳥取県東部と中西部の違いが大きいことがわかる。江戸、明治、大正時代、鳥取県東部の賀露港などは、商業港的性格が強く、沿岸漁業が中心であった。また、鳥取藩池田家の殿様が倹約を旨とし、「魚より大豆を食べよ」といったこともあり、豆腐や豆腐竹輪などの食文化が鳥取県東部にできあがった。中西部は赤碕、境港などの遠洋漁業中心の漁港が古くからあった。
食文化の違いも、港の性格から生じたものといえるのではないか。
と回答。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 8版)
- 食品.料理 (596 8版)
- 参考資料
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- 『日本の食生活全集 31』【383.8/ニホン/31】
- 『伝承写真館日本の食文化 9』【383.8/デンシ】
- 『郷の味ごよみ 山陰の郷土料理』【596.2/ヤマモ】
- キーワード
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- かにめし
- いかめし
- 郷土料理
- 鳥取県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000088214