レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170708
- 登録日時
- 2018/12/08 00:30
- 更新日時
- 2018/12/08 00:30
- 管理番号
- 20170708
- 質問
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解決
インターネットで見かけた文章で、鍋島直正が亡くなった後、岩倉具視がその直正を評した「松平春嶽、山内容堂と較べて意外にも傑物だった。大名としては珍しく寛容で誰にも親しみを感じさせ、議論にも気力があった。惜しむらくは病身だったことだ」という文の原文がどこに載っているのか知りたい。
- 回答
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インターネットで見られた文章は恐らく『世界人物逸話大事典』(1996.2)P725「鍋島直正」の項から引用されたものだと思われ、この資料に参考文献として『久米博士九十年回顧録』が挙げられている。
お探しの文章の原文は『久米博士九十年回顧録〔下巻〕』(1934)P19-21「第一五一、閑叟公海路上京す 二、岩倉卿の閑叟公批評」にあった。
- 回答プロセス
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インターネットのどこを見られたのか引用文を検索。ウィキペディア「鍋島直正」に同じ文章があり、文章内に①『久米博士九十年回顧録』、参考文献として②『世界人物逸話大事典』があった。どちらも所蔵ありのためまず②を確認して裏どり。間違いなかったため①の目次を確認。それらしき項目を開いて内容を確認していった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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- 『久米博士九十年回顧録 [下巻] 』久米 邦武/述 早稲田大学出版部 1934
- 『世界人物逸話大事典』朝倉 治彦/編 三浦 一郎/編 角川書店 1996.2
- キーワード
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- 鍋島直正
- 岩倉具視
- 久米博士九十年回顧録
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000247554