レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年07月21日
- 登録日時
- 2006/07/21 17:12
- 更新日時
- 2009/03/04 19:10
- 管理番号
- 山形県-2006-0044
- 質問
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解決
「なせば成る・・・・・」は、いつごろ誰が言った言葉なのか教えてください。
- 回答
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江戸時代、米沢藩主上杉鷹山公(1751~1822)の遺訓の中に、「なせば成る なさねばならぬ何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」とあります。『故事・俗信 ことわざ大辞典』には、「人間、その気になってやれば、どんなことでもできる。江戸時代、米沢藩主上杉鷹山が家臣に示した歌の一首にある。」と出ています。また、『堂々日本史 第13巻』(NHK取材班編)には、「鷹山は35歳の若さにして隠居する。失意の中で隠居を決心した鷹山。このとき息子に贈った言葉が、この歌だった。」と出ています。なお、この言葉はかつて、日本女子バレーボールチームを東京オリンピックで優勝させ、日本女子バレーボールの名を世界中に轟かせた、故大松博文氏が愛用していました。また、国学者、平田篤胤(1776~1843)の歌に「為せば成り為さねば成らず成る業を成らずと棄つる人のはかなさ」(人間にとって夢のようなことも、強い意志をもって突き進めば、成就するものである。)があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
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上杉鷹山公と其の遺訓/高橋力/編
故事・俗信ことわざ大辞典/尚学図書/編
上杉鷹山の魅力/藤田公道/著 -
日本の思想家 名言辞典/伊藤友信(ほか)編
堂々日本史13/NHK取材班/編
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上杉鷹山公と其の遺訓/高橋力/編
- キーワード
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- なせば成る
- 上杉鷹山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000029650