レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/07/28
- 登録日時
- 2012/12/29 02:00
- 更新日時
- 2012/12/29 02:00
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-100199
- 質問
-
解決
伊達家の家臣団に名掛衆というグループがあった。
伊達家が仙台藩となる前,まだ福島に本拠地をおいていた頃の名掛衆とは,どのような性格のものだったのかがわかる資料を探している。
- 回答
-
以下の資料に記載があった。なお,【】内は当館請求記号。
資料1 仙台郷土研究会『仙台郷土研究』仙台郷土研究会, 復刊第16巻1号(通巻242号), 1987【PK201/セ】 p.58に「なかけぐみ〔名掛組〕」の項目がある。
資料2 小林清治「戦国大名下級家臣団の存在形態-伊達家名懸衆の研究-」『福島大学学芸部論集 社会科学』17巻1号, 1965【P051.1/フ】
pp.25-42 論文の冒頭部分,p.25に名懸衆について次の記述がある。
「(略)所帯侍というのは,伊達家から知行地を恩給安堵された正規の馬上侍である。これに対して所帯を持たずに伊達家と主従関係を結ぶ衆は概ね徒士であり,その大部分が「御名懸衆」である。名懸衆は伊達10代氏宗の世に「御名を懸けられ」て麾下に属したという伊達氏直属の徒士である。天正15年正月には12日300人,13日50人が,(略)米沢城に参賀している。(略)」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 歴史学 (201 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000117650