レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年04月07日
- 登録日時
- 2013/06/07 10:25
- 更新日時
- 2015/02/02 15:57
- 管理番号
- 鎌中-201324
- 質問
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解決
日蓮がいたころにあった桑ヶ谷(くわがやつ)は今のどこか。
- 回答
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現在の鎌倉市長谷3丁目のあたりです。現在谷戸の入り口に「桑ヶ谷療養所跡」という石碑が建てられています。
- 回答プロセス
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①『鎌倉の地名由来辞典』を見る。
現在の長谷3丁目のあたりだとわかる。また、『日蓮上人註画讃』にでてくること、「桑ヶ谷療養所跡」の石碑が建てられていることがわかる。
②『日蓮上人註画讃』を確認する。「第二十九 龍象問答」に、「大仏殿門西 於桑谷日夜説法」とあるので、位置的にも長谷でよさそうだ。
③ 『「鎌倉の碑」めぐり』という本に、「桑ヶ谷療養所跡」の石碑の場所が載っている地図が織り込まれている。
これと、現在の鎌倉市の明細地図を提供する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291)
- 日本画 (721)
- 参考資料
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- 『鎌倉の地名由来辞典』 三浦勝男 東京堂 2005年 【K1 291.3】
- 『日蓮上人註畫讃』 大法輪閣 S61 【K1 721.2】
- 『「鎌倉の碑」めぐり』 稲葉一彦 亀田秀夫発行 表現社 S57 【K1 291.3】
- 『鎌倉 谷戸の記録 (上)・(下)』 鎌倉市中央図書館近代史資料室 ・CPCの会 平成20年 【K1 291.34】
- キーワード
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- 鎌倉
- 谷戸(やと)
- 桑ヶ谷(くわがやつ)
- 日蓮(にちれん)
- 忍性(にんしょう)
- 碑
- 桑ヶ谷療養所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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◆平成20年に『鎌倉 谷戸の記録 (上)・(下)』 鎌倉市中央図書館近代史資料室 ・CPCの会 が発行された。
この資料に旧鎌倉町内の一つ一つの谷戸の詳しい記述がある。
桑ヶ谷については、同資料(下) p452~458 (詳細地図、写真有)
◆桑ヶ谷療養所は、鎌倉時代中期に北条時宗の命を受けて、忍性が建てた療養所。飢饉の際に炊き出しなどをしたとも伝わる。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000132200