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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000032730
提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
OSPR06110005
事例作成日
(Creation date)
2006年11月30日登録日時
(Registration date)
2007年01月06日 02時10分更新日時
(Last update)
2007年01月07日 09時17分
質問
(Question)
仏教美術や仏教建築にはなぜ金が多く使われているのか、その理由が知りたい。
回答
(Answer)
・『仏教美術事典』東京書籍 2002の説明が簡潔です。 
  p.245”金(きん)”の項によると、
   「殊に仏教美術では、仏の三十二相に金色相が含まれることや、仏国土や仏の説法の場を
   善美を以って飾りたてる荘厳(しょうごん)の意味から美術作品に金が多用されてきた。
  (中略) 金は装飾性と聖性という両義性を有しており、そのため仏教美術では特に好まれた
   といえよう。」とあります。
  また、p.248”金箔・銀箔”や、p.441”荘厳(しょうごん)”の項でも同様の説明があります。
  それによると、仏教芸術に金が多用されたのは、金銀の他に「玉、螺鈿、朱などの高価な財宝が
  ふんだんに用いられた」”荘厳”の一環でもあり、仏の姿や仏の世界のイメージを「現実の可視的
  な空間に再現する」ことで「信者に仏教界の理想を感性的に確信させる」ためともいえるようです。  
その他、仏教美術と金の関係について参考になりそうな資料を紹介します。

・『色彩の魔力』浜本隆志・伊藤誠宏編著 明石書店 2005 
    p.146~「第4章東西美術の光輝く色彩」
・『「かざり」の日本文化』辻惟雄編 角川書店 1998
    p.60~76「日本美術における金(須藤弘敏著)」特にp.66~”仏教美術と金”
・『仏教美術入門3 大乗仏教の美術』平凡社 1990
    p.67~108「仏の国(浄土)の表現」特にp.72~”浄土の荘厳”
    金を含む七宝で装飾して、浄土を表現する”荘厳”について述べられています。
・『色彩と人間』武井邦彦著 時事通信社 1991 p.208~
     

 
                 
回答プロセス
(Answering process)
06.12.28完了分
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
芸術.美術  (70 8版)
参考資料
(Reference materials)
仏教美術事典
色彩の魔力
「かざり」の日本文化
仏教美術入門3 大乗仏教の美術
色彩と人間
キーワード
(Keywords)
荘厳
仏教美術
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
図・絵
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000032730解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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