レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月22日
- 登録日時
- 2018/02/24 12:05
- 更新日時
- 2019/01/22 15:20
- 管理番号
- 2018-7
- 質問
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解決
フレーベル館創業者の高市次郎が書いた資料を集めているが、どういう雑誌等に高市の論文が掲載されているか知りたい。
- 回答
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高市次郎が書いた論文について
(1)“玩具店が開きて以来の余が感想”「婦人とこども」9(6)フレーベル会 明治42.6 p31-34 【資料1】収載
(2)“新案玩具の紹介”「婦人とこども」9(8)フレーベル会 明治42.8 p36-37 【資料1】収載
(3)“玩具は如何に選択すべきか”「婦人とこども」11(9)フレーベル会 明治44.9 p32-33 【資料2】収載
(4)“玩具中心教育の提唱”31(10)日本幼稚園協会 昭和6.10 ウェブ掲載あり http://www.froebel.ne.jp/ronbun/127/127.html
他に、当館所蔵の『復刻幼児教育』著者別索引によると、『幼児の教育』(婦人とこども改題)の32巻1,2,5,7-9,11号と33巻1,3-5号に高市の論文が掲載されているようだが、当館には所蔵がない。
また、【資料3】~【資料4】と、以下のデータベースを確認したが、高市の論文は見つからなかった。
愛媛大学図書館OPAC http://opac.lib.ehime-u.ac.jp/
国立国会図書館の国会図書館サーチ http://iss.ndl.go.jp/
CiNii Articles(国内論文) http://ci.nii.ac.jp/
参考:当館所蔵の高市について書かれた資料
【資料5】p33「高市次郎氏の天然樸を見る」
【資料6】p20-23「高市次郎(ヒーロー列伝伊予人)」
【資料7】p8-9「幼児教育に大きく貢献したフレーベル館創業者 高市次郎」。章末に以下の参考文献あり。
『フレーベル館70年史』(当館未所蔵)
『海南新聞』昭和10年8月21日(マイクロフィルムあり)
『絵本・ことばのよろこび』松井直/著(当館請求記号:019.5-109)
『愛媛県史』人物編(当館請求記号:K200-31)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726)
- 幼児.初等.中等教育 (376)
- 参考資料
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- 【資料1】『復刻幼児の教育』第9巻 幼児の教育復刻刊行会/編 名著刊行会 1979年 <当館請求記号:376.1-1-9>
- 【資料2】『復刻幼児の教育』第11巻 幼児の教育復刻刊行会/編 名著刊行会 1979年 <当館請求記号:376.1-1-11>
- 【資料3】『愛媛教育雑誌』 愛媛教育協会 明治33-38年 <当館請求記号:K370-50>
- 【資料4】『愛媛大学教育学部同窓会報』63号以下続刊(愛媛大学教育学部同窓会 1987年-)
- 【資料5】『愛媛及愛媛人』第3巻第1号 伊予春秋社 昭和11年1月 <当館請求記号:K051-2>
- 【資料6】『松山百点』260号 松山百店会 2008年 <当館請求記号:K673-3>
- 【資料7】『まつやま人・彩時記』 松山市文化協会 2006年 <当館請求記号:K283.1-マツ-2006>
- キーワード
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- 高市次郎(たかいち・じろう)
- フレーベル館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 高市次郎(1876~1957)教育者。温泉郡小野村(現松山市)生まれ。大正9年、株式会社フレーベル館を設立し、社長となって、玩具、遊具の考案発売に力をいれ、特に「観察絵本キンダ―ブック」を発刊し、幼児教育に大きく貢献した。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000231258