レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/05/18
- 登録日時
- 2005/08/05 02:11
- 更新日時
- 2015/12/10 17:41
- 管理番号
- 埼熊-2005-016
- 質問
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未解決
晦岩大光(マイガン タイコウ)の経歴を知りたい。道元関係の人物らしい。
- 回答
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経歴のわかる資料は見あたらなかった。
備考に追記あり。(2015/12/10)
- 回答プロセス
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『日本の名僧 9 孤高の禅師道元』p101に、「阿育王山の住持は臨済宗虎丘派の晦岩大光(生没年不詳)であったが、大光に会った道元はその力量に幻滅している…」との記述あり。
《MAGAZINEPLUS》を〈晦岩大光〉で検索するが、ヒットなし。
『禅学大辞典』『佛教大辞典 索引』『道元辞典』『新版世界人名辞典 東洋編』『東洋仏教人名辞典』『日本仏教人名辞典』『岩波仏教辞典』『禅宗辞典』に記述なし。
禅文化研究所に問い合わせたところ、「卍続蔵経 142巻」に「上堂の語」があるとの情報を得たが、県立図未所蔵のため、内容の確認ができなかった。
- 事前調査事項
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情報源:「道元 坐禅ひとすじの沙門」p118に名前が出ている。
- NDC
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- 各宗 (188 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 晦岩 大光(マイガン タイコウ)
- 僧侶-禅宗-曹洞宗
- 照会先
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- 禅文化研究所
- 寄与者
- 備考
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レファ協事業サポーター様より情報提供あり。以下、調査情報の本文。(2015.12.10)
下記論文が駒澤大学学術機関リポジトリで公開されていました。
p.48の註(43)に晦岩大光の簡単な情報がありました。
天童山の石帆惟衍について--虚堂智愚・西澗子曇および北条時宗と関わった南宋末期の臨済禅者
佐藤 秀孝 , サトウ シュウコウ , Sato Shuko
駒沢大学仏教学部研究紀要 (66), 1-53, 2008-03
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/29412/
p.48
註(43)
追加情報です。
同じく、駒澤大学学術機関リポジトリで公開されていた下記論文に
道元と晦巌大光についての情報がありました。
p.30に「・・・「晦巌大光」ないし「晦岩大光」という名の禅者・・・」という記述がありました。
笑庵了悟と晦巌大光 : 道元が在宋中に参学した阿育王山の大光長老をめぐって
佐藤 秀孝 , サトウ シュウコウ , Sato Shuko
駒澤大學佛教學部研究紀要 73, 29-95, 2015-03
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/34872/
また、下記論文にも関連する情報がありました。
天童寺世代考(四)
吉田 道興
禅研究所紀要 18/19, 183-197, 1991-03-31
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001022525
「晦巌大光(仏光)=東谷妙光」
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000023428