レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月16日
- 登録日時
- 2013/10/16 22:44
- 更新日時
- 2013/10/17 12:07
- 管理番号
- 20131016-11
- 質問
-
解決
周敦頤について知りたい。
- 回答
-
周敦頤(しゅうとんい) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%91%A8%E6%95%A6%E9%A0%A4/ (2013/10/16確認)
(1017―1073)
中国、北宋(ほくそう)の思想家。字(あざな)は茂叔(もしゅく)、道州営道(湖南省道県)の人。濂渓(れんけい)の上(ほとり)に生まれ、晩年、廬山(ろざん)の麓(ふもと)に濂渓書堂を築き、よって濂渓先生と称せられた。生涯、地方官として各地を転々とし、任地では徳望があって一部の識者にその人格の高潔さをたたえられはしたが、当時はほとんど無名に近かった。彼が孟軻(もうか)(孟子)以来の絶学を伝えた者として思想界に重んじられるのは、朱熹(しゅき)(朱子)の表彰による。著作には『太極図(たいきょくず)』『太極図説』『通書』などがあり、のちに編纂(へんさん)された『周子全書』に収める。・・・
参考文献
荻原擴著『周濂渓の哲学』(1935・藤井書店)
西晋一郎・小糸夏次郎訳注『太極図説・通書・西銘・正蒙』(1938・岩波文庫)
周敦頤 【しゅうとんい】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E5%91%A8%E6%95%A6%E9%A0%A4 (2013/10/16確認)
世界大百科事典 第2版
しゅうとんい【周敦頤 Zhōu Dūn yí】 1017‐73
中国,北宋時代の哲学者。湖南省の人。字は茂叔。その号濂渓(れんけい)は,彼が廬山蓮花峰(れんげほう)のふもとにかまえた濂渓書堂にちなむ。官僚としての経歴には目立ったところはないが,朱熹(しゆき)の顕彰により,道学(朱子学)の第一走者として崇敬され,《宋史》道学伝の筆頭に伝記を立てられた。著書に《通書》と《太極図説》がある。前者で説かれる〈人は学ぶことによって聖人になりうる〉という主張は,のちの朱子学と陽明学のバックボーンとなった。
デジタル大辞泉
しゅう‐とんい 〔シウ‐〕 【周敦頤】
[1017~1073]中国、北宋の思想家。営道(湖南省)の人。字(あざな)は茂叔。号、濂渓(れんけい)。「太極図説」を著し、朱子学に影響を与えた。また「通書」で、道徳的価値の究極としての誠を強調。
中国文化史大事典 / 尾崎雄二郎, 竺沙雅章, 戸川芳郎編集代表 東京 : 大修館書店 , 2013 ISBN:97844690128
p.539 しゅうとんい 【周敦頤】
中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018
p.334 しゅうとんい 【周敦頤】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 中世思想.近代思想 (125 9版)
- 中国 (222 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 周濂渓 しゅうれんけい
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000138812