レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年05月24日
- 登録日時
- 2018/05/24 14:11
- 更新日時
- 2018/07/31 13:52
- 管理番号
- 小野30-039
- 質問
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解決
中国の書道家、王献之(おうけんし)について知りたい。
- 回答
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①『世界大百科事典4』平凡社 p.24
②『書道辞典』二玄社 p.25~26
③『名跡による中国書道史』木耳社 p.156~157
④コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%8E%8B%E7%8C%AE%E4%B9%8B-38633(最終確認2018.5.24)
⑤『世界大百科事典13』平凡社 p.320~321 「書」
⑥『世界大百科事典14』平凡社 p.104 「書体」、p.137 「書論」
④より、世界大百科事典の「書」「書体」「書論」の項にも王献之について記載されていることが分かる。
⑤「書」より、「・・・王献之は王羲之の第七子で、父の風をうけつぎ、より洗練された婉麗な書風を生み出した。日本に伝わる尺牘《地黄湯帖》などが名高い。・・・」
⑥「書体」より、「・・・すべての字を連綿したものをとくに連綿草といい,晋の王献之がその始祖という。・・・」
⑥「書論」より、「・・・南朝から唐代前半期までは,個々の書家を〈天然〉と〈工夫〉という二つの規準に照らして、あるいは書体別にその巧拙を比較して格づけする品第法と、個々の書風の特性を自然や人物にたとえて論評する比況法が盛んに行われた。多くの書家の中から、後漢の張芝,魏の鍾繇(しようよう)、東晋の王羲之、さらにその子王献之が古今の四傑として最も高い評価を得、こうして伝統派の書論の基礎が築かれた。・・・」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (031)
- 書.書道 (728)
- 参考資料
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世界大百科事典 [1988年版] 4 オ-カイ. 平凡社, 2000.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I078573138-00 -
二玄社編集部 編 , 二玄社. 書道辞典 増補版. 二玄社, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011074826-00 , ISBN 9784544120080 -
木耳社編集部 編 , 木耳社. 名跡による中国書道史. 木耳社, 1996.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002560846-00 , ISBN 4839316198 -
世界大百科事典 13 2009年改訂新版. 平凡社, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I020517569-00 , ISBN 4582034004 -
世界大百科事典 14 2009年改訂新版. 平凡社, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I020517570-00 , ISBN 4582034004
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世界大百科事典 [1988年版] 4 オ-カイ. 平凡社, 2000.
- キーワード
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- 王献之
- 書道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000236419