レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/12/25 15:17
- 更新日時
- 2016/06/24 12:49
- 管理番号
- 鳥県図20140027
- 質問
-
解決
家庭用生ゴミ処理機の市場動向、普及率を知りたい
- 回答
-
(1)市場動向
目次情報として確認できるものは以下のとおり。
●『住宅設備機器市場の展望と戦略』
●『住宅産業白書』
●『建材市場の展望と戦略』
すべて矢野経済研究所http://www.yano.co.jp/の書籍で、図書館での購入が難しく、全国でも所蔵館なし。
当館所蔵資料で参考となる記載があったのは下記2点。
●『日本マーケットシェア事典2013』(矢野経済研究所 2013年)【当館所蔵・貸出不可】
・2007(平成19)年-2011(平成23)年の販売量推移の記載あり
→約75,000台から約30,000台へ
・企業別シェアあり
→パナソニック80%、日立コンプライアンス14%、その他6%
●『機械統計年報2011』(経済産業省 2012年)【当館所蔵】
・2007(平成19)年-2011(平成23)年の生産・出荷台数、金額の記載あり
→生産額は2717百万円から1654百万円へ
・平成24年から調査項目から削除されている。
●日本経済新聞「省力機械開発製造ちくま精機 住設機器事業に参入」(2010.8.27)
“設置には助成金を交付する自治体が多く、今後も成長が見込める分野”と担当者コメントあり。
自治体の助成状況は下記で確認可能。
●日本電気工業会 家庭用電気生ごみ処理機について-助成金のお知らせ
https://jema-net.or.jp/Japanese/ha/gomi/grant.html
●パナソニック 自治体の助成金検索
http://panasonic.jp/garbage/basic/search/
参考になる記述があるかもしれない資料として●信澤 由之「家庭系生ごみリサイクル政策の動向と課題」
現代社会研究 (10), 77-85, 2012
当館未所蔵ですが、有料でコピー取り寄せ可能。
(2)海外市場
●『ジェトロ世界貿易投資報告2009』
「新たなビジネスチャンスが期待される環境市場とサービス市場」
http://www.jetro.go.jp/world/gtir/2009/pdf/2009-3.pdf
2009年段階での限定的なアンケートだが、p.72-74に動向の記載あり。
(3)普及率・推移
古い記事だが、普及率の記載あり。
●日経産業新聞「あの商品は今 家庭用生ゴミ処理機「リサイクラー」」(2009.4.14)
・普及率4.2%(2人以上の世帯)、買い替え率14%の記載あり
ディスポーザーについては下記新聞記事に記載あり。
●日経産業新聞「ディスポーザー普及へ知恵」(2011.1.6)
・出荷台数65,000台(2007年)-38,000台(2009年)、新築マンションの供給源に伴い市場縮小
●日経産業新聞「流しの下でバイオ分解」(2014.5.8)
・2011年度のディスポーザー導入実績約28,000戸、ここ数年は横ばいで推移。
・普及率は4%にとどまる。
(4)参考情報
●「CD-Eyes50」(東京商工リサーチ)
当館契約データベース。所在地・業種・営業種目等で企業を検索可能。
- 回答プロセス
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『業種別審査事典』では該当業種が見当たらず。『機械統計年報』は平成23年まで数値あり。『マーケットシェア事典』で概況を確認。書籍の入手が困難なため、新聞・雑誌記事を中心に情報検索。
- 事前調査事項
- NDC
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- 事務機器.家庭機器.楽器 (582 9版)
- 参考資料
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ソリューション事業部IMC/編集 , ソリューション事業部IMC. 日本マーケットシェア事典 2013年版. 矢野経済研究所, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I050439564-00 -
経済産業省経済産業政策局調査統計部/編 , 経済産業省経済産業政策局. 機械統計年報 平成22年. 経済産業調査会, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I040226245-00 , ISBN 4806518026
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ソリューション事業部IMC/編集 , ソリューション事業部IMC. 日本マーケットシェア事典 2013年版. 矢野経済研究所, 2013.
- キーワード
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- 生ごみ処理機
- リサイクル
- 照会先
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- 日本電気工業会
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- ビジネス
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000165395