レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年5月15日
- 登録日時
- 2009/06/18 02:11
- 更新日時
- 2009/06/18 11:30
- 管理番号
- OSPR09050034
- 質問
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大正から昭和初期の警察官の階級制度はどのようなものであったかわかる資料を見たい。
- 回答
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警察制度史に関する資料は以下の所蔵があるが、制度の変遷が「地の文」で記載されていて表になっておらず、「ある一時期」における階級制度が読み取りづらい。
『日本の警察:千二百年の制度・機構・歴史のすべて』
『日本警察史』
『日本警察史の研究』
『警察制度改革の経過』
そこでNDLの近代デジタルライブラリーを「警察官吏」で検索すると、各府県警察の統計書が見つかり、階級ごとの職員数や俸給が掲載されていることがわかる。
『奈良県警察統計書』第8冊 大正8年
『京都府統計書』第16冊 大正3年 第4編
大阪府の例として、当館所蔵の『大阪府統計書』(請求記号:351.6/O1)の大正から昭和初期の内容をみると、「警察」の項に階級ごとの警察署別職員数、「官公吏及文書」の項に吏員数と俸給年額の記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 8版)
- 参考資料
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- 『日本の警察:千二百年の制度・機構・歴史のすべて』(警察制度・機構調査会/編集 地方自治研究会 1994)
- 『日本警察史 再版』(山元一雄/著 松華堂書店 1934.6)
- 『日本警察史の研究:制度・法制・事件』(黒田重雄/著 令文社 1963.10)
- 『警察制度改革の経過 資料編 続1』(警察庁長官官房総務課 1956)
- 『大阪府統計書』(大阪府)
- キーワード
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- 肩書き 役職 給料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000055771